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Last updated: 03/18/2021

Communications Firmware ("Floppy Version") Replacement for a Maincon Processor - CHC

はじめに

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"Communications firmware"は、"Floppy Version," "Enet Firmware" または "PC104"とも称されます。この手順を使用して、Mainconプロセッサを搭載した機械のフロッピーバージョンを置き換えます。Mainconプロセッサを搭載した機械には、ミルソフトウェアバージョン17.xx以降または旋盤ソフトウェアバージョン10.xx以降が搭載されています。通信ファームウェアは、以下の機能をサポートします：USB Drive、Hardrive、FNC、Mnet、Networking (Enet)、および言語ロード です。

新しいバージョンに付属する改善を取得する必要がある場合は、通信ファームウェアを交換してください。改善のリストについては、 Release Notes Rev FV 14.011 9/7/2012 を参照してください。

また、メインソフトウェアを通信ファームウェアのバージョンと互換性のないバージョンに置き換える場合は、通信ファームウェアを置き換える必要があります。 主なソフトウェアと通信ファームウェア("Floppy Version")の互換性表を参照してください。

クラシック Haas 制御 - 機械データバックアップ（ミル 16.xx 以降、および旋盤 9.xx 以降）

この手順を実行して、機械上のすべての機械データファイルをバックアップします。

ミル 15.xx 以下、および旋盤 8.xx 以下の機械については、 機械データのバックアップ（ミル 15.xx 以下、および旋盤 8.xx 以下）をご参照ください。

プログラムファイルのみをバックアップするには、 クラシック Haas 制御 - バックアッププログラム 手順をご参照ください。

この手順を実行するには、コントロールペンダントの側面または電気キャビネットに USB ドライブがある必要があります。

前提条件：

機械のソフトウェアバージョンを確認するには、[PARAMETER] を 2 回押します。  構成 タブに移動します。上部にソフトウェアバージョンが表示されます。

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[SETNG/GRAPH]を押します。

[PAGE DOWN] を、 ネットワーク および ネットワーク - TCP/IP 設定 ページに達するまで押します。

ネットワーク設定を記録します。

注： パスワードを読むことはできませんので、お客様が必ずパスワードのコピーを取っておくように確認します。文字 ****** のみが表示されます。

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USB メモリデバイスをペンダントの USB ポートに挿入します。

設定 23 （9xxx Progs Edit Lock）をオフに変更します。

設定 157 （オフセットフォーマットタイプ）を A に変更します。

サイドマウントツールチェンジャーオプションを備えたミルの場合、設定 155 （ポケットテーブルをロードする）を オンに変更します。

を押します。  USBデバイス タブに移動します。USB メモリデバイスを選択します。

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[F4]を押します。 [すべて保存 - バックアップ] を選択します。ファイル名を入力します。ファイル名は重要ではありません。例えば、機械のシリアル番号を入力できます。を押します。

注記：
  • ミル 18.01A 以上（18.xxシリーズの場合）
  • ミル 17.06B 以降（17.xxシリーズの場合）
  • 旋盤 11.01A 以降

お使いの機械に上記のソフトウェアがない場合、 [すべて保存 - バックアップ] はキーストローク履歴ファイル（.KEY）を保存しません。 [履歴を保存] オプションを使って、ファイルを保存する必要があります。

注： [すべて保存 - バックアップ] は、不正なデータを保存しようとすると停止します。未保存の各 機械データファイルを保存するには、他のメニュー項目を使用する必要があります。例えば、 [オフセットを保存] を使ってオフセットを保存します。

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失われたデータをバックアップから機械に復元するには：

  1. 機械オプションを有効にするには、HAAS ファクトリーアウトレットにご連絡ください。
  2. [EMERGENCY STOP]を押します。
  3. [SETTING] を押します。設定 7 を オフに変更します。
  4. メモリデバイスを挿入します。
  5. [LIST PROGRAM] を押します。[CANCEL] を押します。  USB デバイスを選択します。[WRITE/ENTER] を押します。
  6. [F4]を押します。
  7. [すべてロード - 復元] を選択します。
  8. 拡張子の前に、復元するバックアップファイルの名前を入力します。例えば、12345.VAR、12345.SET などのファイル名の場合、12345 と入力します。
  9. [ENTER] を押します。 A を押してすべてのバックアップファイルを復元します。
  10. 機械の電源を一旦切ってすぐに入れなおします。

言語ファイルの準備

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通信ファームウェア("Floppy Version")バージョン14.001〜14.005をバージョン14.007に置き換えると、言語ファイルが削除されます。置換が完了した後、インストールできる言語ファイルがあることを確認してください。

インストールされたメインソフトウェアバージョンの言語ファイルを、USBメモリデバイスに保存します。

たとえば、ミルソフトウェアバージョンM17.04Bを使用している場合、英語の言語ファイルM1704ENB.lpkとM1704ENB.BIN（さらに求める他の言語ファイル）が必要です。

言語ファイルがない場合は、Haasサービス部門から入手してください。

参照する言語とファイル名のリストの 主なソフトウェア言語ファイル名 を参照してください。

通信ファームウェア（「フロッピーバージョン」）ダウンロード：バージョン 14.007 および 14.011

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Haas ディーラーポータル（https://portal.haascnc.com）にログオンします。

Haas ディーラーポータルで次の手順に従います。

  • サービス
  • ドキュメントとソフトウェア
  • 制御ソフトウェア
  •  旋盤 または ミル を選択します（ミル はこの例で使用されます）。
  • ミルのソフトウェアバージョンを選択します。この例では、 [Mill_17.07A] を選択します。
  •  通信ファームウェアを選択します。
  • ファイル 14_007.zip [1] をダウンロードして解凍します。これはファイル package.bin.を抽出します。
    • ファイル14_011.zip[2] をダウンロードして解凍します。
  •   これはファイル NK14011.bin を抽出します。

コンピュータに USB メモリデバイスを挿入します。

抽出したファイル package.bin を USB メモリデバイスにをコピーします。このファイルを使用して、バージョン 14.007 をインストールします。

抽出したファイル NK14011.bin を USB メモリデバイスにをコピーします。このファイルを使用して、バージョン 14.011 をインストールします。

通信ファームウェア（「フロッピーバージョン」）の交換： バージョン 14.007 で 14.001 から 14.005 を置換

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このセクションでは、通信ファームウェアバージョン 14.001〜14.005 をバージョン 14.007 に置き換える方法について説明します。

 要注意： バージョン 14.001 から 14.005 をバージョン 14.011 に置き換えないでください。これを行うと、Maincon PCB の不具合が発生する可能性があります。

 package.bin ファイルを含む USB メモリデバイスを Haas 制御の USB ポートに挿入します。

 デバッグ モードに進みます。

UPDATE を入力します。

[WRITE/ENTER]を押します。

[EMERGENCY STOP] を押します [1]。

[F2] を押します [2]。

USB [3] の場合は、 [U] を押します。

 「ファイル名を入力して 書き込み/入力キー を押してください」のメッセージが表示される [4] まで待ちます。

ファイル名を入力してください：PACKAGE.BIN。

[WRITE/ENTER]を押します。

 「ENETの更新が完了しました」のメッセージが表示されるまで待ちます。「電源を入れなおしてください」 が表示されます。

この手順により、言語ファイルが削除されます。次のセクションでは、言語ファイルをインストールする方法について説明します。

言語のインストール

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[POWER OFF] を押します。

言語ファイルを含むUSBメモリデバイスを、USBポートに挿入します。たとえば、ミルソフトウェアバージョンM17.04Bを使用している場合、必要とする英語の言語ファイルM1704ENB.lpkとM1704ENB.BINが、USBメモリデバイス上になければなりません。USBメモリデバイスには、必要とする他の言語ファイルも含まれている必要があります。たとえば、ファイルM1704ESB.lpkとM1704ESB.BINは、スペイン語の言語ファイルです。言語の完全なリストについては、主なソフトウェア言語ファイル名を参照してください。

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[POWER OFF] を押します。

言語ファイルを含むUSBメモリデバイスを、USBポートに挿入します。たとえば、ミルソフトウェアバージョンM17.04Bを使用している場合、必要とする英語の言語ファイルM1704ENB.lpkとM1704ENB.BINが、USBメモリデバイス上になければなりません。USBメモリデバイスには、必要とする他の言語ファイルも含まれている必要があります。たとえば、ファイルM1704ESB.lpkとM1704ESB.BINは、スペイン語の言語ファイルです。言語の完全なリストについては、主なソフトウェア言語ファイル名を参照してください。

通信ファームウェア（「フロッピーバージョン」）チェック：14.007

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 診断 画面に進みます。

[PAGE DOWN] を押して 設定 ページに移動します。

 フロッピー が 14.007 であることを確認します。

通信ファームウェア（「フロッピーバージョン」）の交換：バージョン14.011で 14.007 を置換 - CHC

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 要注意： バージョン 14.001 から 14.005 をバージョン 14.011 に置き換えないでください。これを行うと、Maincon PCB の不具合が発生する可能性があります。

バージョン 14.011 用の NK14011.bin ファイルを含む USB ドライブを USB ポートに挿入します。

 デバッグ モードに進みます。

「更新」と入力します。

[WRITE/ENTER]を押します。

[EMERGENCY STOP] を押します [1]。

[F2] を押します [2]。

USB [3] の場合は、[U] を押します。

 「ファイル名を入力して、読み込み / 入力キーを押します」 のメッセージが表示されるまで待ちます [4]。

ファイル名 NK14011.BIN を入力します。

[WRITE/ENTER]を押します。

 「ENETの更新が完了しました」のメッセージが表示されるまで待ちます。「電源を入れなおしてください」 が表示されます。

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[POWER OFF]を押します。

10 秒待ってから、 [POWER ON] を押します。

診断ページに進みます。

[PAGE DOWN] を押して 設定 ページに移動します。

 フロッピー が14.011 に変更されたことを確認してください。

ネットワーク設定の復元（ミル 16.xx以降および旋盤 9.xx以降）

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このセクションは、ミルソフトウェアバージョン16.xx以降および旋盤ソフトウェアバージョン9.xx以降を搭載した機械に適用されます。

前の手順で記録したネットワーク設定値を入力します。

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