HTS400は、必要なものをすぐ箱から取り出せるようすべてを揃えた完全な工具プリセットソリューションで、セットアップ時間を大幅に短縮します。ハース工具プリセットは、ツール測定機能をマシンから移動して、チップ（および収入）を作り続けることができるようにし、時間給が低めのショップに貢献します。

Haas HTS400プリセットには以下のものが含まれます：

• ISO40工具スリーブ
• 堅牢なユニバーサルテーブルトップ／キャビネット ISO40工具トレー付き
• 産業用無線データマトリックススキャナー
  
• 感熱式プリンター 
• ラベル

オプションの工具スリーブが使用できます：

• ISO30テーパー
• ISO50テーパー
• HSK63A

ショップに工具プリセットはありますか？ 個々の工具でラベルに工具オフセットデータを印字するものは？

すごい！ではオペレーターを見てみましょう。オフセットをラベルから機械に文字通り打ち込んでいませんか？

ぎこちない手入力に頼るのはもう止めましょう！はるかにいい方法があります。

HTS400では、工具オフセットデータをHaas制御にすばやく簡単に取り込むための3つのオプションがあります。

工具データ転送方法：

• 有線LAN接続を通して – 可能
• 携帯用USBメモリデバイス経由 – より良い方法
• 無線データマトリックススキャナー経由 – 最良の方法

単独または一連の工具を測定した後、Haas制御にデータを取り込む方法がいくつかあります。

最新のソフトウェアをいれたHaas次世代制御(NGC)は、工具スキャンウィザードと工具ファイルウィザードの備わったHTS400をサポートします。HTS400では、付属の感熱式プリンターを使用して測定された各工具のオフセットデータラベルを印刷します。Haas機械で、付属の産業用ワイヤレスデータマトリックススキャナーを使って印刷されたラベルから制御へオフセットデータを読み取ります。工具スキャンウィザードは、ラベルをスキャンし、工具をスピンドルに積載してから、次の工具への交換を実行してデータをロードする方法をガイドします。

HTS400には、クラシックおよび次世代（NGC）Haas制御用のポストプロセッサがあります。このポストプロセッサは、工具オフセットデータをフォーマットしてファイルに保存します。そのファイルをHTS400のUSBメモリデバイスに複製し、そしてそのUSBデバイスを測定された工具とともに機械に入れることができます。クラシックの制御では、この方法がオフセットデータをロードするのにベストです。同じ方法がNGC制御でも適用できます。

もう一つのやり方は、HTS400をローカルネットワークへ接続し、オフセットデータファイルを機械制御へ直接転送して、オフセットをロードする方法です。これらのオフセットデータファイルをロードすると、HTS400で測定されたオフセット番号のオフセットデータのみが追加されます。測定されていない工具オフセットデータは変更されません。

最新のソフトウェアをいれたHaas次世代制御(NGC)は、工具スキャンウィザードと工具ファイルウィザードの備わったHTS400をサポートします。

工具オフセットのページで[ALTER]を押すとウィザードが開きます。 

工具スキャンウィザードを使用すると、印刷されたラベルから個々の工具の測定データをスキャンし、ラベル上のデータをその特定のオフセットにすでにあるデータとマージするか、そのオフセットのすべてのデータをリセットしてからスキャンしたデータをロードできます。

工具ファイルウィザードでは、データをマージするか、データをリセットしてからすべてのオフセットデータをロードするかを選択することもできます。ウィザードが一巡すると、インポートされたデータを使用して各工具に工具交換を実行する選択肢を提供します。

ユニットとこれらの機能の使用に関する詳細については、Haas工具プリセットのハウツー動画をご確認ください。