これは、機械回転ゼロポイント（MRZP）オフセットを設定する方法を示しています。

この手順は、両方の校正アセンブリを使用する画像を示します。

 重要： この手順を実行する前に、スピンドルプローブを校正する必要があります。これにより、機械の位置に対するプローブの精度が正しいことが確実となります。diy.haascnc.comで 次世代制御 - プローブの校正（VPS） 手順をご参照ください。

示されている構成でMRZPツールを構築します。

[1] MRZPプローブマウントベースプレート大

[2] MRZP ベースボールマウントシャフト

[3] SSS M6 X 20 CUP PT

[4] SSS 3/8-16 1 1/4 CUPT PT

[5]プローブボールマウントシャフト 

[6] プローブボールMRZP 

テーブルのX+側から12インチ、Y-側から12インチの位置にあるテーブルのねじ穴に校正球体を取り付けます[1]。 

2021年8月以降に製造された機械 現在ねじ穴は、高い（4インチ）ポストを使用して、テーブルのX+側から13.5インチ、テーブルのY-側から13.5インチに位置しています[2]。校正球体の上部は、テーブルの上8.35インチにある必要があります。

[EDIT]を押して、VPSタブに移動します。方向ボタンを使用してそこに到達したら、プロービングディレクトリをハイライトして、[RIGHT ARROW]を押します。

そこでCALIBRATION（校正）をハイライトし、[RIGHT ARROW]を押します。

MRZPキャリブレーション（MRZP校正）をハイライトし、[RIGHT ARROW]を押します。

MRZP VR-SERIES（MRZP VRシリーズ）をハイライトし、[RIGHT ARROW]を押します。

ボール直径の測定値を入力し、ウィンドウの下部にあるプローブ位置の説明に従います。 

注意:"プローブは球体の0.2インチ上にある必要があります。 

[F4]を押してプログラムをMDIにし、プログラムを確認してから[CYCLE START]を押します。

または 

[CYCLE START]を押して、すぐにセーフゾーンプログラムをMDIで実行します。

このセクションは、ソフトウェアバージョン100.20.000.1200以降のみに適用されます。

該当しない場合は、ステップ7にスキップしてください。

MRZPプログラムは、図に示されているコードを使用して、見つかった値を設定ページに入力します。

G167は設定に書き込む機能を提供し、Pコード[1]はプログラムが書き込む設定番号、Qコード[2]は、Pコード設定に入力されるマクロ変数の値です。Kコード[3]は基本的に、プログラムが終了すると、これらの値を設定に保持することを意味します。 

設定300〜305が設定されていることを確認します。

MRZPプログラムが終了したら、[CURRENT COMMAND]を押してMacro Variable（マクロ変数）タブに移動し、変数10300～10305を見つけ、それらの値を紙に書き留めます。

[SETTING]を押して、設定300～305を見つけ、値を紙に書き留めます。それらは次のように対応する必要があります。マクロ変数10300 = 設定300など。

重要： 校正球体が校正アセンブリに密着していることを確認してください。校正球体を締めすぎないでください。

B軸とC軸を0にして、校正球体の上端から0.25インチ高い位置で校正球体の中心の上方に作業プローブを配置します。

セーフゾーンを再校正するには、[EDIT]を押します。 VPS タブに移動します。 CALIBRATIONを選択します。 セーフゾーンの校正を選択します。VPSテンプレートによって提供される画面上の指示に従います。

機械は校正球体を検査し、10378、10379、10380のマクロ変数を自動入力します。マクロ変数の値を対応する設定にコピーします。

1. マクロ変数10378を設定378にコピー
2. マクロ変数10379を設定379にコピー
3. マクロ変数10380を設定380にコピー