サービス ホーム 手順 ST大型C軸およびスタビライザーの取り付け - AD0879
Last updated: 05/30/2025

ST大型 - C軸とスタビライザーの取り付け

AD0879

改訂A - 2025年5月

Introduction

この手順では、ST-40/45機械のC軸アセンブリを交換する方法と、C軸補強ブレースの取り付け方法を示します。

このドキュメントは、次のサービスキットに適用されます。

  • 93-5072 C-AXスタビライザーブレース付きSVCキット LRG ST
  • 93-5090 C-AXスタビライザーブレースキット

注： 93-5090は、P/N 20-10652A C軸キャリアまたはそれ以降の改訂版にのみ取り付け可能です。以下のC軸キャリア識別セクションを参照してください。

注：93-5072は、歪みを減らすための改良版C軸アセンブリで、P/N 20-6925Cと置き換わるため、P/N 20-6925B0-6925B CYL BLOCK C-AXIS HYD ACTUATORを搭載したST-40機械を対象としています。

機械の互換性：

  •     2023年5月22日以降のST-40/40S/45

重要：これらのサービスキットは、スピンドルヘッド成型P/N 20-10675以降のバージョンを備えた機械とのみ互換性があります。

注意：  Haasファスナートルク 仕様を使用することをお勧めします

C-axis Carrier Identification

補強ブレースは、P/N20-10652A以降のバージョンとのみ互換性があり、P/N20-10652と互換性がありません。

お使いの機械にP/N 20-10652がある場合は、アセンブリを改良し、ブレースを補強するために、93-5072の注文に進んでください。

Spindle Head Casting Identification

現在の生産スピンドルヘッド成型には、補強ブレース[2]と二次チャックオプション[1]の取付け用装備がありますが、古い機械には二次チャック用[3]しか備わっていません。

Installation

1

機械の電源を切り、HPUゲージが0psiを示していることを確認してください。

C軸アセンブリから油圧ライン[1]と潤滑ライン[2]を外します。

2

C軸マウント[3]からハードウェア[1]と[2]を取り外します。

 注意：C軸モーターの電源とエンコーダーケーブルが接続されていないことを確認します。

3

図のように、C軸アセンブリを完全に取り外します。

4

C軸アセンブリを取り付け、仕様どおりにハードウェアにトルクをかけます。

C軸の潤滑ラインと油圧ラインを接続します。

5

C軸補強ブレースを取り付けます。

重要：図のブレースは、二次チャック機械には取り付けられません

6

C軸ブレースを取り付けます。

C軸噛みあいオフセットを合わせます。詳細な手順については、C軸 - 噛み合いオフセット - 旋盤 - NGCを参照してください。