サービス ホーム 手順 HSDスピンドルマウントプレートの交換 - AD0574
Last updated: 05/19/2022

HSDスピンドルマウントプレートの交換

AD0574

 

 

 プロセスに関する資格と知識がない場合は、機械的または電気的な機械の修理やサービス手順を実行しないでください。

   この修理手順は、適切なトレーニングと認定を受けた権限ある担当者のみが実行する必要があります。

   ここに記載されているすべての情報は、参照および説明のみを目的として、Haas機械のオーナー向けに提供されています。Haas Automationは、お客様が行った修理について責任を負いかねます。HAASファクトリーアウトレットの正規販売代理店が提供するサービスと修理のみが保証の対象となります。

 

はじめに

この手順では、HSDスピンドルマウントプレートの交換方法について説明します。

重要：部品を交換する前に、以下のスピンドル検査レポート用チェックリストをダウンロードして記入してください。

このドキュメントは、次の部品に適用されます：

  •   93-3433 HSD F63スピンドル取付け SVCキット  
  •   93-3308 HSD A63スピンドル取付け SVCキット
HSDサービス リクエスト フォーム

除去

1

スピンドルアセンブリを取り外した状態（AD0567を参照）で Oリング[2]とドウェルピン[1]の位置をメモします。 

  注： センターOリング[3]は分割されており、Oリングが損傷していない限り交換する必要はありません。

B軸を90°に向けて、マウントプレートから中央の3本のネジを外します。

2

スピンドルマウントプレートから外径ネジを取り外します。

注意：赤で示されています。

 HSD F63スピンドルマウントプレートには7本のボルトがあります 

 HSD A63スピンドルマウントプレートには8本のボルトがあります 

3

すべてのネジを外した状態で、スピンドルプレートをB軸ボディハウジングから慎重に引き出します。マウントプレートに挿入された1つの位置決めピンがありますので、引っ張るときにプレートをねじらないように注意します。取り外し中に、Oリングが失われていないことを確認します。

4

マウントプレートを裏返し、以下を取り外します。

  1. フランジシール
  2. ドウェルピン
  3. Oリング

重要：フランジシールの向きに注意してください。

設置

1

交換用のマウントプレートを清掃して検査します。シールとOリングをOリンググリースで軽くコーティングし、すべての部品を新しいマウントプレートに取り付けます。

 

2

マウントプレートを元に戻す前に、センターユニオンチューブを後ろにスライドさせて、ドウェルピン用のクリアランスを確保します。

外側取付けのネジ穴を軸駆動のネジ穴に合わせます。所定の位置になったら、センターユニオンチューブを前方にスライドさせて、ドウェルピンを正しい位置に挿入します。

3

すべてのネジを手でしっかりと取り付けます。最初に中央のネジを締め、 次に、外部ネジを星形パターンでトルクをかけます。   Haasファスナートルク の仕様を参照してください。

 

4

スピンドルを取り付け（  AD0567の取り付けセクションを参照）、形状検査レポートを完成させます。

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