是正措置：

バッテリーの交換は、常にプローブのトラブルシューティングの最初のステップです。常に両方のバッテリーを同時に交換してください。バッテリーは取り付ける前にテストしてください。

プローブのバッテリーの寿命は約（8）か月で、定期的に交換する必要があります。バッテリー残量が少ない場合、作業プローブの緑と青のLEDが点滅することがあります。バッテリーが完全に消耗している場合、赤いLEDが点灯することがあります。

バッテリーのテストにはマルチメーターを使用しないでください。プローブのリチウム電池は、残量が低くても、マルチメーターで3.6ボルトと表示される場合があります。

後日のために、新しく取り付けたバッテリーには日付を書いてください。

 注意： バッテリー交換中はスタイラスに触れないでください。スタイラスに触れると、設定モードでプローブの電源が入る場合があります。このモードでは、設定が誤って変更される可能性があります。

是正措置：

作業灯をオフにして、トラブルシューティングを開始します。機械内部の作業灯がプローブまたはOMI-2Hに向けられていないことを確認してください。明るいライトは作業プローブを妨害する可能性があります。機械に明るい光が向けられていないことを確認してください。

是正措置：

プログラムを編集して、部品のさらに近くでプローブを開始します。

是正措置：

スタイラスが交換された場合、あるいは、工具プローブを移動した場合、またはCNC制御がプローブ操作中にアラームを生成した場合は、その都度プローブを校正する必要があります。インチからメートル法またはメートル法からインチに変更する場合、プローブを校正する必要があります。

手順に従って、工具プローブと作業ローブをキャリブレートします。を参照してください。

• CHC： ワイヤレス直感型プローブシステム（WIPS） - 校正。
• NGC： 次世代制御 - プローブ校正（VPS）

プローブは次の順序で校正する必要があります：

1. 工具プローブ
2. 作業プローブ長
3. 作業プローブの直径

プローブ設定の基本

プローブ設定は次の（4）グループにあります。

1. スイッチオフ方法
2. 拡張トリガーフィルター
3. 光伝送方式/プローブ識別
4. 光パワー

プローブが点滅するシーケンスにより、現在のプローブ設定がわかります。

 注意： LEDはさまざまな色と時間で点滅します。LEDが点滅するシーケンスにより、プローブの設定がわかります。LEDは短いまたは長い時間点滅します。次の表では、小さな色付きの円  はLEDが短時間点滅することを示します。長方形  は、LEDが長時間点滅することを示しています。

現在のプローブ設定を確認するには、次の手順を実行します。

少なくとも5秒間、バッテリーをプローブから取り外します。

バッテリーを入れてます。

重要： バッテリーを再度挿入した後は、プローブスタイラスに触れないでください - これが、プローブ設定が変わる原因です。設定を変更する必要がある場合にのみ、後でタッチします。

バッテリーを交換すると、プローブLEDが特定の順序で点滅します。

プローブのLEDを確認します。LEDが点滅するシーケンスを記録します。

シーケンスの意味については Renishaw - プローブ - OMP40-2 - 設定 を参照してください。

プローブ設定を変更する場合は、以下を実行します。

デフォルトのOMP40-2設定は次のとおりです。

• スイッチオフ方法：光オフ
• 強化されたトリガーフィルター：トリガーフィルターオフ
• 光伝送方法／プローブの識別：プローブ1の変調
• 光電源：標準

OMP40-2 - マクロ変数

• 556：（XRAD）スタイラスXキャリブレーション半径
• 557：（YRAD）スタイラスY校正半径
• 558：（XOFF）X軸スタイラスオフセット（ランアウト）
• 559：（YOFF）Y軸スタイラスオフセット（ランアウト）
• 560：OMP40-2プローブの工具番号

OTS設定の基本：

プローブ設定はこれらの（3）グループにあります。

1. 拡張トリガーフィルター
2. プローブの識別
3. 光パワー

LEDはさまざまな色と時間で点滅します。LEDが点滅するシーケンスにより、プローブの設定がわかります。LEDは短時間または長く点滅します。次の表では、小さな色付きの円  はLEDが短時間点滅することを示します。色付き長方形  はLEDが長時間点滅していることを示しています。

現在のOTSプローブ設定を見つけるには、次の手順を実行します。

OTSプローブ設定を変更するには、次の手順を実行します。

デフォルトのプローブ設定は次のとおりです。

• 拡張トリガーフィルター は オフ [1]に設定されています。
• プローブの識別 は プローブ2 [2]に設定されています。
• 光パワー は 低 [3]に設定されています。

OTSマクロ変数

• 582：OTSスタイラスZ位置、非回転工具
• 583：OTSスタイラスZ位置、回転工具
• 584：直径設定用のスタイラスサイズ
• 585：X軸スタイラスの中心位置
• 586：Y軸スタイラスの中心位置
• 587：Zアプローチ位置（これは、長さと直径のプローブでのみ使用されます）。最初の高速位置決めは、工具オフセットが適用される位置（スタイラスの上の高さ）に移動します。
• 588：Zクリアランス位置（これは長さと直径のプローブでのみ使用されます）。クリアランスのスタイラスの上の位置は、スタイラスの周りを移動します（スタイラスの上の高さ）。
• 589：この直径の上にあるツールは回転します（これは長さと直径のプローブでのみ使用されます）
• 590：最大カッター直径サイズ（これは、長さと直径のプローブでのみ使用されます）
• 592：プローブの向き これにより、直径測定軸と、回転長さ設定のための半径オフセット方向が定義されます。