I/O PCBは、制御とすべてのスイッチ、モーター、センサー、ソレノイドなどの間のインターフェースです。

I/O PCBは、入力[1]と出力[2]の2つの部分に分かれています。ほとんどは互いに独立しています。

是正措置：

I/O PCBへの電圧を確認してください。

 注意： 以下にリストされているプラグ番号は、 クラシックHaas制御 I/O PCB rev S以上に適用します。  I/O PCBの対応する接続子の裏側で電圧を測定します。針先プローブを備えた電圧計を使用してください。

• 低電圧電源（LVPS）からP60 [1]で5VDCおよび12VDCを確認します。
• P56[2]で3相120VACを確認しますこれらの電圧は、ソレノイド、オイルポンプ、ファン、その他の120VACデバイスを駆動します。電圧がない場合 配電PCBのCB6回路ブレーカーを確認します。
• P83[5]で単相120VACを確認してくださいこの電圧は作業灯と高輝度照明を駆動します。電圧がない場合 機械の側面にあるGFCIコンセントをチェックして、トリップしていないことを確認します。配電PCBのGFI／作業灯回路ブレーカーも確認します。
• P44[3]で3相240VACを確認しますこれらの電圧は、旋盤のクーラントポンプ、TSCモーター、油圧ユニットを駆動します。電圧がない場合 配電PCBのクーラントとTSCの回路ブレーカーを確認します。
• P39[4]で3相240VACをチェックしますこれらの電圧は、チップオーガーまたはコンベヤを駆動します。電圧がない場合 配電PCBのコンベヤ回路ブレーカーを確認します。
• 電圧がある場合 ケーブルと接続を確認してください。第2節を参照してください。

是正措置：

1. [EMERGENCY STOP] を解除します。
2. [RESET] を押します。これにより、アラームがクリアされ、サーボモーターに電力が供給されます。
3. 針先テストプローブを備えたマルチメーターを使用して、I/O PCBのP79またはP78接続子のピン1と2間の電圧を測定します。電圧は18〜30VDCでなければなりません。

 注意： I/O PCBのP79またはP78接続子から軸ブレーキケーブルを外した状態で電圧を測定しないでください。

是正措置：

• 電源ケーブルまたは第1節からのシステムのケーブル類が正しく取り付けられ、しっかりと固定されていることを確認します。
• 接続子ピンが正しく装着され、ハウジングに固定されていることを確認します。
• 汚れた接続子を清掃します。接続子を取り付け直し、しっかり固定されていることを確認します。
• ケーブルの目視検査を行います。損傷またはパンクの兆候を探します。目に見える損傷がある場合は、ケーブルを交換します。
• I/O PCBのP64、P65、P70、およびP61 [2]とMocon/MainconのP11、P12、P13、P14 [1]間のケーブル接続を確認します。これらのケーブルは同じであり、テストのために相互に交換できます。
• 一部のシステムでは、作業灯への電力が機械の側面にあるGFCIコンセントによって保護されています。GFCIがトリップしていないこと、そして正しく機能していることを確認してください。

是正措置：

• 出力が命令されたことを 診断 画面で確認してください。
• リレーの焼けた接点を探します。必要に応じて、K9〜K12リレーを交換してください。（ツールチェンジャー、APCモーター、サーボバー300キャリッジモーターの問題のみ）
• I/O PCBの焦げたコンポーネントまたはトレースを探します。
• 第1節から3節にリストされているすべてのテスト測定および検査を実行します。
• すべての電圧に問題がなく、ケーブルに問題はなく、視覚的な損傷の兆候がなく、モーターは問題なくチェックされ、センサーは問題なくテストされ、それでも問題が再発する場合は、I/O PCBに障害が発生している可能性があります。
• I/O PCBを交換してください。