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この手順では、NGC制御から機械データを収集するさまざまな方法について説明します。
MTConnectエージェントとクライアントソフトウェアアプリケーション間の情報の転送は、要求/応答情報交換アプローチに基づいています。
クライアントソフトウェアアプリケーションは、MTConnectエージェントに特定の情報を要求します。
MTConnectエージェントは、 応答ドキュメントを公開することで要求に応答します。
通常の操作では、クライアントソフトウェアアプリケーションによって発行できるMTConnect要求には3つのタイプがあり、MTConnectエージェントによって異なる応答が発生します。
注:Haas MT Connectの最高の機能を得るには、バージョン 100.20.000.1200以上
のソフトウェアの使用を推奨します。MTConnectエージェントとユーザー間の情報の転送は、要求/応答情報交換アプローチに基づいています。
通常の操作では、クライアントソフトウェアアプリケーションによって発行できるMTConnect要求には3つのタイプがあり、MTConnectエージェントによって異なる応答が発生します。これらの要求は次のとおりです。
MTConnectは、HTTPのルールに従って、要求された MTConnectコマンドを取得して送信します。
http://172.21.16.31:8082/UMC/probe
http://172.21.16.31:8082/UMC/current
http://172.21.16.31:8082/UMC/sample
機械データ収集(MDC)により、QコマンドおよびEコマンドを使用して、イーサネットポートまたは無線ネットワーキングオプション経由で制御からデータを抽出することができます。設定143により、機能の有効化および、制御が通信に使用するデータポートの指定の両方を行えます。
Haas制御はネットワーク全体で通信するためにTCPサーバを使用します。リモートコンピュータでは、TCPをサポートする任意のターミナルプログラムを使用することが可能です。この例はPuTTYを使用しています。
注:Puttyプログラムは、最大2つの同時接続を処理できます。一つの接続によって要求された出力はすべての接続に送信されます。
注意:この例でMDCを使用するには、機械がすでにネットワークに接続されている必要があります。
機械がネットワークに接続されていることを確認してください。
設定143 機械データ収集のポートを5051に設定します。
注意:ポート8082および9090~9999は、Haas CNC制御によって他の目的ですでに使用されているため、使用しないでください。システム管理者に問い合わせて、使用したいポートがネットワーク内の別のデバイスによって使用されていないことを確認してください。
設定/ネットワークタブに進み、機械のIPアドレスを書き留めます。
注意:ステータスに「UP」が表示されていることを確認してください。「DOWN」が表示されている場合は、接続が有効ではありません。ネットワーキングオプションが正しく機能していることを確認してください。
ホスト名(またはIPアドレス)フィールド:機械のIPアドレス[1]を設定します。
Port(ポート)フィールドで。設定143で指定したポート番号を設定します。この例では、5051 [2]です。
Connection type(接続タイプ)をTelnet [3]に設定します。
Connection(接続)をクリックし、Enable TCP keepalives(TCP KeepAliveを有効にする)のボックスにチェックマークを入れます (SO_KEEPALIVE option).
Save Sessions(セッションを保存)に「Machine Data Collect」と入力します。これにより、次にPuTTYプログラムを開いたときのために設定が保存されます。
Open(開く)を選択して、接続を開始します。
キーボードのCaps Lockをオンにします。
「?Q100」と入力します。
重要:文字は大文字でなければなりません。接続が有効であれば、機械の制御から「SERIAL NUMBER, XXXXXX」(XXXXXXは機械の実際のシリアル番号)の応答があります。初回接続では、「?Q100」を2回入力する必要があるかもしれません。
その他のクエリとコマンドについては、次のセクションを参照してください。
クエリ形式
正しいクエリ形式は「?Q###」です。###はクエリ番号であり、新しい行で終了します。
応答形式
制御からの応答は>で始まり、/r/nで終了します。問い合わせが成功すると問い合わせ名が返されます。その後、要求された情報がカンマで区切られて返されます。例えば、「?Q102」のクエリは「MODEL, XXX」(XXXは機械のモデル)を返します。カンマによって、カンマ区切り変数(CSV)データとして出力を処理できます。
未認識コマンドは、クエスチョンマークの後に未認識コマンドが続けて返されます。たとえば、「?Q105」は「?, ?Q105」を返します。
データ収集クエリとコマンド表
コマンド | 定義 | 応答の例 |
?Q100 | 機械のシリアル番号 | SERIAL NUMBER, 1234567 |
?Q101 | コントロールソフトウェアのバージョン | SOFTWARE VERSION, 100.17.000.2037 |
?Q102 | 機械のモデル番号 | MODEL, CSMD-G2 |
?Q104 | モード(LIST PROG、MDIなど) | MODE, ZERO |
?Q200 | 工具交換(総計) | TOOL CHANGES, 35 |
?Q201 | 使用中の工具番号 | USING TOOL, 4 |
?Q300 | 電源投入時間(総計) | P.O. TIME, 06282:17:13 |
?Q301 | 運動時間(総計) | C.S. TIME, 00098:18:29 |
?Q303 | 最後のサイクル時間 | LAST CYCLE, 00000:00:13 |
?Q304 | 過去のサイクル時間 | PREV CYCLE, 00000:00:01 |
?Q402 | M30部品カウンター#1(制御時にリセット可能) | M30 #1, 380 |
?Q403 | M30部品カウンター#2(制御時にリセット可能) | M30 #2, 380 |
?Q500 | スリーインワン(プログラム、Oxxxxx、ステータス、パーツ、xxxxx | プログラム、MDI、アイドル、パーツ、380 |
?Q600 | マクロまたはシステム変数の読み取り | MACRO, 0.0 |
?Exxxx yyyyy.yyyyy | マクロまたはシステム変数への書き込み。 | Eコマンドのセクションを参照してください |
Q600コマンド(変数の読み取り)
?Q600コマンドを有する任意のマクロまたはシステム変数の内容を要求できます。例:?Q600 xxxx。これは、リモートコンピュータ上のマクロ変数xxxxの内容を示します。
Eコマンド(変数への書き込み)
Eコマンドを使用してマクロ変数#1-33および#10000~#10999に書き込むことができます。
注意:ミルに検査システムがある場合は、マクロ変数#10550〜#10580は使用できません。使用可能なシステム変数のリストについては、オペレーターマニュアルを参照してください。
正しいEコマンドの形式は、 ?Exxxx yyyyyy.yyyyyy xxxxがマクロ変数であり、yyyyyy.yyyyyyが新しい値です。
注意:グローバル変数に記述する場合、機械上の他のプログラムがその変数を使用できないことを確認してください。
注意:システム変数に書き込むときは、細心の注意を払ってください。システム変数の値が正しくないと、機械機械が損傷する可能性があります。
NGC制御には、8M PCBリレーを使用して制御のステータスを通信する機能があります。8M PCBリレー(出力90〜97)のステータスは、機械の状態に応じて変化します。
注意:電源オンまたは非常停止状態を監視するには、追加のコンタクタを電源オンおよび非常停止ボタンに追加する必要があります。
この機能を使用するには、8Mオプションををインストールし、サービスキーを備える必要があります。
注意:機械に非サーボオートドアオプションが装備されている場合、8M PCBがインストールされますが、その8M PCBは使用できません。この場合、セカンダリ8M PCBをインストールする必要があります。8Mオプション - インストールを参照してください。
この機能を有効にするには、サービスモードにして出荷時の設定を変更してください。
制御に8M PCBステータスリレーの出力を表示するには:
[DIAGNOSTIC]ボタンを押します。
I/Oタブに移動します。
「8M」と入力し、 [F1] ボタンを押します。
機械のステータス/8M PCBリレーステータス表
次の表は、機械が特定のモードのときにオンになるリレーを示しています。
機械のステータス | 8M PCB出力リレー |
制御はインサイクルです(稼働中) | 90(M21) |
MEMモード - アラームなし(自動モード) | 91(M22)、92(M23) |
MDIモード - アラームなし(手動モード) | 91(M22) |
シングルブロックモード | 92(M23) |
送りホールドストップ | 93(M24)、94(M25) |
M00またはM01停止 | 93(M24) |
M02またはM30停止 | 94(M25) |
送りレートのオーバーライドが100%ではありません | 95(M26) |
スピンドル速度のオーバーライドが100%ではありません | 96(M27) |
編集モード | 97(M28) |
その他のモード(ゼロ、DNC、ジョグ、List Progなど) | すべてのリレーがオフになっています。 |