11.1 デスクトップミル - トラブルシューティングガイド

Introduction

Haasデスクトップミルは、学校および工学系大学向けの究極のトレーニングマシンです。

ポータブルなシミュレーターカバーにHaas CNC制御の機能をすべて詰め込んだデスクトップミルは、CNCミルのプログラミングや操作の基本原則を教える教材として最適です。

プラスチックや加工可能なロウを切削するために設計されており、趣味や研究用としても最適です。

Symptom Table

兆候 考え得る原因 是正措置

アラーム 4.992 S（スピンドル）アンプ過電流

VFD ドライブ エラー コード:  SF1 モーター短絡

 ドライブ出力での短絡または接地。  メーカーの推奨事項については、VFD ユーザー マニュアルを参照してください： Schneider Altivar 12 ユーザーマニュアル
スピンドルが停止すると、 反対方向に回転し始めます。VFDディスプレイが点滅し、7Hzから11Hzの出力が表示されます。  VFDのパラメータが正しくない。 

パラメータを正しく設定します。これはSchneider VFDにのみ適用されます。

機械がオンのとき、VFD画面は、"rdy"を表示します。VFDには、メニューナビゲーション用の回転ボタンがありまｓ。ボタンを押してメニューシステムに入ります。ボタンを回して選択を変更し、ボタンを押して確定します。ESC ボタンを使用してメニューツリーを上に移動します。

1. モーター制御タイプをPErF 「パフォーマンス」からStd「標準」に変更します。  

VFDで、COnF -> FULL -> drC -> Ctt -> Stdを選択

2. DCインジェクションをYesからNoに変更します。 

VFDで、 COnF -> FULL -> FUn -> AdC -> AdC -> nOを選択

3. 減速度を1秒から1.5秒に変更します。

VFDで、 COnF -> dEC -> 1.5を選択
スピンドルを10k rpm以上で実行しようとすると、VFD がエラーOCF（過電流）を表示し、アラーム4.9920S（スピンドル）位置誤差が大きすぎますおよび9146テーブルトップドライバの障害がNGC制御で生成されます。  VFDのパラメータが正しくない。 

公称モーター速度を変更します。 

ConF->FULL->drC->nSP->値を「21.00」に設定します。これは21000を表します。（ジョグダイヤルを押し下げて値を確定します）

これは 120V Schneider VFDにのみ適用されます。
アラーム 4.9920 S（スピンドル）位置エラー大が起動時に作動しますが、アラームはリセット可能です。  ソフトウェアエラー 
  [RESET]ボタンを押します。デスクトップミルは通常どおり使用できます。 
機械の動作中は軸の負荷はありません。 無し 軸モーターまたはアンプからの制御への力フィードバックはありません。したがって、制御には軸負荷は表示されません。機械は想定どおりに動作しています。 
低速ではスピンドル速度が不正確です。  無し

デスクトップミルスピンドルは、不正確さ を最小限に抑えるために、1500 RPMより遅く動作してはなりません。 

注記：スピンドルを1500未満にすると、スピンドルが損傷します。            

HSG-A 02-28-2024
スピンドルが、指令されていないときに作動します。  古い制御パラメータ。 最新バージョンのソフトウェアに更新し、設定ファイルを更新します。 

Estop and Alarm 107

兆候：非常停止ボタンがリリースされますが、アラーム107 緊急停止 がリセットしません。 

考え得る原因：プライマリEstopケーブル[1]が、テーブルトップアダプター上の"非常停止SIM"のラベルの付いたポートJ9[2]から切り離されています。 

是正措置： 

損傷した部品がない場合は、ケーブルを再び差し込み、機械の電源を入れ直します。 

ケーブル[1]が損傷している場合は、ケーブルを交換し、機械の電源を入れ直します。 品番33-0673

ポート[2]が損傷している場合テーブルトップアダプターを交換します。  品番93-32-3097