☑ 基礎
機械は頑丈な安定したコンクリート基礎の上に設置する必要があります。通常は、産業用建物の標準の6"(150mm)のコンクリート床で十分です。ただし、大型フレームのミルやUMCのような重量のある複雑な機械では、正確な形状を確保するために300mm(12")のコンクリート基礎が必要になることがあります。 こちらの仕様を参考してください:
- コンクリートは基礎の上に打設すること。
- コンクリートは28日強度で3500psi(240バール)であること。
- コンクリート骨材構成は1"(25mm)であること。
- 補強の引張強度は40ksi(2700バール)であること。
- 掘削はほぼ平坦な地面で行うこと。掘削部分の遊離した材料を完全に取り除いてください。そうすることで沈降が防げます。
- 現地のすべての建築条例および規制に従ってください。
- 連続スラブ – 伸縮継手や亀裂のある部分を越えて機械を設置しないでください。
☑ アンカーリング
最高の切削性能を発揮させるには、機械をアンカーリングすることをお勧めします。こちらをクリックすると、機械のアンカーリングキットを確認できます。
機械のアンカーキットは担当のHFOから入手できます。これらのアンカーキットは、建物や耐震、固定機器の設置仕様には適合していません。そうした仕様に適合する必要がある場合は専門家にご相談ください。
- アンカーリングに関する注意とアンカーのフットプリントについては、こちらをクリックしてください。
☑ 機械の設置
機械の移動には、フォークリフトかドーリー台車、または天井クレーンを利用できます。必ず十分な能力の昇降装置を使用してください。
機械の設置計画では、以下のリストを参照してください。
- 連続コンクリートスラブの上に機械を設置してください。
- 機械の水平レベル調整脚は、コンクリートスラブの端から少なくと12"(300mm)離れている必要があります。
- 他の機械または他の振動源からの振動を受けないように機械を設置してください。
- 不適切な表面に機械を設置してはいけません。これはアスファルトやレンガ、木材、土などの表面です。
- 地表面以外の床に機械を設置する計画の場合は、構造物の専門家にご相談ください。
安全および日常の運転には、制御キャビネットにアクセスできる必要があります。制御キャビネットと他の構造物の間に少なくとも3'(1m)のスペースがあることを確認してください。
最終的な水平化手順は、HFOのサービス担当技術者が実施します。
☑ オプションのコンポーネントの設置場所
機械の設置場所に以下をはじめとするオプションのコンポーネント用の十分なスペースがあることを確認してください。
- チップコンベヤ - メンテナンスに際してコンベヤを取り外したり、取り付けたりするためのスペースが必要です。
- Haasバーフィーダー - 機械のスピンドル側にスペースが必要です。
- 外部トランスフォーマー