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Last updated: 02/16/2024

EC-400 パレットプール対応　－　設置

AD0736

Introduction

次の手順では、EC-400横型マシニングセンターにパレットプール対応を取り付ける方法を示します。

要件

  • 2018年7月以降に製造されたEC-400のみと互換性があります。
  • 機械の次世代ソフトウェアは、バージョン100.19.000.1110以上でなければなりません。

 重要：EC-400のパレットは、2018/07から2019/9/25の間に製造された機械のパレットプールとは互換性がありません。7つのパレットを使用したい場合は、2つの追加パレットを別途注文する必要があります。インチパレットの機械は93-1000504 を注文し、メトリックパレットの機械は93-1000503を注文します。  
注記：キットに含まれるパレットは1つだけです。

ドキュメントは、このキットに適用されます

  • 93-1001011：*パレットプール対応後付けEC-400

 注意：パレットプール は、パレットプール対応キットに含まれていません。別途注文する必要があります。パレットプール対応の事前取り付けセクションを参照してください。

重要： 機械が位置ずれしないように、機械を固定することをお勧めします。次のリンクを参照してください。 アンカーリング手順。

Installation

1

注：機械の両方のパレットにピンがすでに取り付けられている場合は、ステップ1をスキップしてください。

キットに付属のドウェルピン[1]は、4番目の軸とAPCパレットの両側に追加されます。

機械の電源を[ON]にします。

機械に電源が入ると、非常停止をリリースし、すべての軸をホームに戻します。

回転する前にアラームをクリアします。

4番目の軸[2]を回転させて、パレット[4]の矢印[3]がスピンドルに面するようにし、ゴム槌を使用してピンを取り付けます。
注記：各ピン[1]を取り付けるために、パレットを配置した後に非常停止を押します。

4番目の軸[2]を180度回転させて、矢印[4]がHフレームに面するようにし、ゴム槌を使用してピンを取り付けます。

APCパレットを変更し、プロセスを再度繰り返してピンをパレットに取り付けます。

2

HPUを減圧する前に、B軸をゼロリターンします

 [DIAGNOSTIC]を押してから[パラメータ]タブに移動し、その後[FACTORY]タブに移動します。

パラメータ40.011 HPU 1 TYPE[1]をオンデマンド[2]に設定します。

 注記：減圧ページを機能させるには、パラメータ40.011 HPU 1 TYPEをオンデマンドに設定する必要があります。常時オンまたは無効に設定されている場合、HPUは減圧されません。

3

HPU減圧ページを参照してHPUを減圧します。

[DIAGNOSTIC]を押してからメンテナンスタブ[1]に移動し、その後HPU減圧タブ[2]に移動します。[F3]を押してHPU[3]を減圧すると、HPUのライン内には圧力がなくなるはずです。  画面上のテキストには、HPUが安全に使用できるステータスが表示されます[4]

注意：減圧ページを機能させるには、パラメータ 40.011 HPU 1 TYPEをオンデマンドに設定する必要があります。常時オンまたは無効に設定されている場合、HPUは減圧されません。

ブレーキを解除し、非常停止を押して、機械にロックアウトを配置します。

4

ENCL PANL LEFT SERVICE EC-400 [1]を取り外します。

5

 注： アクセス穴のないマニホールドブラケット[2]の場合、カバーパネル[1]からブラケット[2]を取り外し、HYDマニホールド[3]からブラケット[2]を取り外して、HYDマニホールドエクステンション[4]を取り付けます。

 

6

 注： HPUマニホールド[3]の下に袋またはタオルを置き、マニホールドポートから滴下する余分なオイルを捕えます。

 HYDマニホールド[2]からプラグ[1]を取り外します。

（2本の）Oリング[3]を潤滑し、マニホールド延長ポートに取り付けます。1つはバイパス、もう1つはプレス用です。
 注意： Oリングを取り付けないと、漏れが発生します。

（4本の）ボルトと（4個の）ワッシャーを使用して、HYDマニホールドエクステンションをHYDマニホールド[2]に取り付けます。

 CBL PP HPU PLT LOWER [5]とLIFT SOLS [6]を ソレノイドバルブ[7]に接続します。

7

非常停止をリリースし、アラームをクリアします。

Z軸をジョグして、4番目の軸にアクセスできるようにします。

4番目の軸をジョグして、パレット受信機上のプラグ[1]にアクセスして取り外し、ブレーキラインを減圧できるようにします。

8

注意：レシーバーは、4番目の軸のプラッタブリード穴を示すために図では表示されていません。

受信機のプラグ穴が4番目の軸のプラッタブリードプラグ[1]と揃うまで、4番目の軸をジョグします。

ブリードプラグを約4/4回転緩めますが、プラグを完全には取り外さないでください。

音や泡が見えなくなるまで、Z軸と4番目の軸の間でブレーキを複数回切り替えて、システムから空気が排出されるようにします。

ブリードプラグを4番目の軸のプラッタに締め付けてから、プラグをパレットレシーバーに締め付けます。

9

HPU減圧ページを使用してHPUを再圧します。

[DIAGNOSTIC]を押してから、メンテナンスタブ[1]に移動し、HPU減圧タブ[2]に移動します。[F4]を押して、HPU[3]を再起動します。

 

10

ポンプがいつでも起動できることを示すメッセージが表示されます。

YES [Y]を押すと、ポンプが再起動します。

11

HPU圧力ゲージは600PSI[1]まで上昇し、ページにはポンプが有効になっているという警告テキストが表示されます[2]。

注： この画像は参照用にシミュレーターページを使用しています。ポンプを再起動した後は、ゲージの読み取り値は0PSIとはならないはずです。 

ポンプを再起動した後、漏れがないことを確認します。 

12

ENCL PANL LEFT SERVICE EC-400 [1]を取り付けます。

Smart Servo Amplifier Installation

1

[POWER OFF]を押します。

メイン回路ブレーカーを [OFF] の位置とします。

メイン回路ブレーカーをロックします。承認済みの安全タグ付きの承認済みロックを使用します。

 危険： 電圧インジケータライトが点灯している場合は、電気コンポーネントに触れないでください。制御盤の高電圧は、死亡につながります。電圧インジケータLEDが完全に消えるまで待ちます。

2

コマンドケーブル[1、2]にフェライトフィルターを取り付けます。

コマンドケーブル[1]をP15に接続し、コマンドケーブル[2]をP16に接続します。

3

 注： -H.V.[1]から黒[1]のDCバスケーブルを取り外し、最後のアンプから+H.V.[2]から白[2]のDCバスケーブルを取り外します。これらは、取り付け後、PSアンプにも同様に接続されます。

4

スマートサーボアンプをラベルの付いたPRに取り付けます[1]。

P15に接続されている電流コマンドケーブルのもう一方の端を、PRというラベルの付いた スマートサーボアンプに接続します[2]。

高電圧ジャンパー[3]を隣接するサーボアンプの端子に接続します。

RSスマートサーボアンプについても繰り返します。 

ステップ3に示すように、DCバスケーブルをPSアンプに接続します。

5

33-1580  CBL PP HPU PLT LOWER & LIFT SOLSをI/O PCBのP38に接続します。

 

Machine Operation

すべての機械の機能が動作していることを確認します：

  • パレットチェンジャーをテストします。
  • 機械の稼働中にアラームが発生していないことを確認してください。