G コードについて
G コードは、単純な動作やドリル加工機能などの具体的な動きを機械に指令するために使用します。オプションの回転工具やC 軸を使用する、より複雑な機能も指令します。
各 G コードには、グループ番号があります。コードの各グループには、特定の対象に向けた複数のコマンドが含まれます。例えば、グループ 1 の G コードは機械の軸の点から点への動作を指令します。グループ 7 はカッター補正機能に特化したグループです。
各グループには、デフォルトの G コードと呼ぶ代表的な G コードがあります。グループの別のGコードを指定しないと、デフォルトのGコードが使用されます。例えば、X、Z をプログラミングすると、次のようになります。 X-2. Z-4. は、 G00 を用いて機械を配置します。
注: 正しいプログラミングでは、すべての動作を G コードから記述します。
各グループのデフォルトの G コードは、 [すべてのアクティブなコード]の下にある [現在のコマンド] の画面に表示されます。グループの別の G コードを指令する(または有効にする)場合は、その G コードは [すべてのアクティブなコード] の画面に表示されます。
G コードには、モーダルと非モーダルのコマンドがあります。モーダルなGコードはプログラムが終了するまで、または同じグループの別のGコードが指令されるまで有効なままになります。非モーダルなGコードはコード自体が記述されている行のみに影響します。プログラムの次の行には影響しません。グループ 00 のコードは非モーダルで、その他のグループはモーダルです。
注う: Haas 直感的プログラミングシステム(IPS)は G コードを非表示にするか、または G コードの使用を完全に無視するプログラミングモードです。