50T 過重量工具ローダー

はじめに

機械要件：

100.17.000.2034 以降のソフトウェア
WIPS オプション

このドキュメントは、次のキットに適用されます：

93-2937 50 テーパー工具ローダー後付けキット

プログラムと画像：

M150/M151 プログラムと画像

設置

1

付属のハードウェアを使用して、目的の場所に工具ローダーを取り付けます。工具ローダーは、図に示すようにX方向にのみ取り付けることができます。

工具[1]を工具ローダーに取り付けます。

注：ダブルアームの回転 [2] やオプションのロータリーの動きなどの干渉には注意が必要です。

2

機械工具（CTまたはBT）に合わせて、整列キー[1]を正しい位置に設定します。

工具ホルダの底部が工具ローダーの上に乗っていることを確認してください。溝を使用して工具ホルダを挿入しないでください。

X軸に平行なスピンドル駆動保持具を示しています。[CURRENT COMMANDS]を押して、「デバイス」>「メカニズム」の順に進み、「メインスピンドルの向き」の値をマクロ変数#10994にコピーします

スピンドルにワークプローブを取り付けた状態で、ローダーの上までジョグして、較正の準備をします。

M150/M151 プログラムをダウンロードします。

Setting 23をオフにします。
ピックアップ（M151）および ドロップオフ（M150）プログラムをメモリの9000フォルダにロードします。

エイリアスコードタブの設定で、M　マクロコール O9007 を 150 に設定し、M マクロコール O9008 を 151 に設定します。

較正

1

ローダーを較正するには、 EDIT-VPS-PROBING-CALIBRATION-TOOL LOADER CALIBRATION.に移動します。

CT または BT を選択して、指示に従います。プローブが ½ 貫通穴の中心にくるまで、スピンドルプローブを手動でジョグします。

プログラムをCycle Startし、MDIから実行してローダーの位置をします。

マクロの位置は G154 P99 オフセットに保存されます。

動作

1

ローダーはVPSページから実行できます。または、[F4]を押してGコードを生成することもできます。

注：機械加工中に、ローダーに工具を残さないでください。ツールは所定の位置にロックされず、軸の動作中に落下します。

サイクルを完了する前に、固定具またはスピンドルが空であるかどうか、制御から回答を求められます。

ローダーに過重量工具を置きます。M151 コマンドを実行して工具をピックアップし、スピンドルにロードします。

M150 コマンドを実行して、スピンドルからローダーにツールをアンロードします。ローダーからツールを取り外します。

50T Heavy Tool Loader - AD0400