次の手順に従って、回転工具がクラッシュした後、BMTタレットの回転工具ドライブを交換します。

注：古いボールデザインのいずれかを使用しているインデクサ上のトルクチューブまたはトルクアームのいずれかが修理不可能なほど損傷している場合は、ライブドライブを新しいピンデザインに切り替える必要があります。トルクチューブを93-3123 BMT-65トルクチューブキットに交換します。トルクアームを93-2938 BMTライブツールトルクアームキットに交換します。回転工具アセンブリ全体を交換する必要がある場合は、93-4488 BMT-65ライブドライブキットを使用してください。 

必要な工具：

• T-0080 BMT65 マスターアライメントブロック
• T-0081 BMT65ライブツールアセンブリ・プリロードツール
• T-0082 BMT65アライメント・インジケーターホルダー
• T-0083 BMT65 OUTPUT SHAFT ALIGNMENT TOOL
• T-0112 BMT ライブ ドライブ トルク チューブ取外し工具
• T-0133 BMTトルクアームプラー（止めねじ付きトルクアーム専用）
• 93-1933A 可動合成グリース 1QT/0.94L

サービスキット：

• 93-3123 BMT-65シーリング済みアセンブリ 用トルクチューブキット
• 93-2938  BMT回転工具トルクアームSVCキット
• 93-4562 BMT65/75 LTシムキット
• 93-4488 BMT65ライブドライブキット

すべての工具をタレットから取り外し、工具＃1にインデックスを付け、A軸と回転工具モーターを無効にします。

この順序で次のアイテムを削除します。

• ライブツールとタレットサーボモーター[1]。
• 上部と下部の位置合わせブッシュ[2]。
• リアタレット・ギアボックスカバー[3]（潤滑剤/オイルが排出されます）。

回転工具が装備されている場合は、次の順序で止めねじとボールベアリング付きのトルクアーム[1]を取り外します。

• ジャムナット[2]を緩めます。
• 止めねじ[3]と鋼球[4]を取り外します。
• 2つのクランプボルト[5]を緩めます。

 注意：必要に応じて、2本の5/16-18ボルトを、クランプボルトの隣のジャックスクリュー穴[6]に取り付けます。十分なトルクを加え、トルクチューブから外れるように、トルクアームを広げます。

 注意：回転工具がクラッシュした場合、トルクアームを取り外すのが難しい場合があります。プーリープラーを使用することができます。それでもトルクアームを取り外すことができない場合は、グラインダーでトルクチューブを切り離してください。グラインダーを使用した場合は、タレットハウジングからギアを取り外し、それらとタレットハウジングを完全に掃除します。

トルクアームを取り外します。

トルクチューブからスナップリングを取り外します。

止めねじ付きのトルクアーム[1]を取り外すには、この順序で次のアイテムを取り外します。

• 止めねじ[2]を外します
• 2本のクランプボルト[3]を緩めます。

トルクアームを取り外して廃棄します。

 注意： 止めねじを取り外すのが難しい場合は、ブロートーチを使用して止めねじに局所的な熱を加え、ロックタイトを柔らかくします。

 注意：必要に応じて、2本の5/16-18ボルトを、クランプボルトの隣のジャックスクリュー穴[4]に取り付けます。十分なトルクを加え、トルクチューブから外れるように、トルクアームを広げます。

 注意：回転工具がクラッシュした場合、トルクアームを取り外すのが難しい場合があります。T-0133 BMTトルクアームプラー またはプーリープラーを使用することができます。それでもトルクアームを取り外すことができない場合は、グラインダーでトルクチューブを切り離してください。グラインダーを使用した場合は、タレットハウジングからギアを取り外し、それらとタレットハウジングを完全に掃除します。

止めねじ付きのトルクアーム：

T-0133 BMTトルクアームプラーは、トルクチューブからトルクアームを取り外すために使用します。

ストップをトルクチューブに取り付けます。

プラーをトルクアームに取り付け、ジャックスクリューをプラーに取り付けます。

ジャックスクリューを締めて、トルクアームをトルクチューブから取り外します。

キー溝付きトルクアームを取り外すには、この順序で次のアイテムを取り外します。

• クランプネジ[1]を取り外します
• 2本の3/8-16ボルト[2]を、クランプボルトの横のジャックスクリュー穴に取付けます。十分なトルクを加え、トルクチューブから外れるように、トルクアームを広げます。

 注意：回転工具がクラッシュした場合、トルクアームを取り外すのが難しい場合があります。プーリープラーを使用することができます。それでもトルクアームを取り外すことができない場合は、グラインダーでトルクチューブを切り離してください。グラインダーを使用した場合は、タレットハウジングからギアを取り外し、それらとタレットハウジングを完全に掃除します。

トルクアームを取り外します。

トルクチューブからキー[3]を取り外します。

トルクチューブからスナップリングを取り外します。

番号リング[1]とライブツール・ドライブブラケット[2]を取り外します。

(6)ボルトを固定リング[4]から取り外し、ライブツールドライブ[3]をタレットから引き出します。

ボアを清掃し、 93-4562 [5]から必要なシムを再度取り付けます。

ライブドライブの入力[1]と出力[2]のシャフトを、目視点検します。

いずれかのシャフトが損傷している場合は、ライブドライブアセンブリ全体を交換する必要があります。 BMTドライブ　－　交換を参照します： 

入力シャフトと出力シャフトに損傷がない場合は、手順6に進みます。

6本のボルト[1]を、ライブドライブアセンブリから取り外します。

T-0112 [2]BMT LIVE DRIVE TORQUE TUBE REMOVAL TOOLを、トルクチューブの肩[3]に固定するように、トルクチューブに取り付けます。

トルクチューブがライブドライブアセンブリから外れるまで、ジャックボルト[4]を均等に締付けします。 損傷したトルクチューブを廃棄します。

プレスまたはマレットを使用して、ドウェルピン[1]を新しいトルクチューブに取付けます。

トルクチューブのボールベアリングスロット[3]がライブドライブの出力シャフト[2]に向くように、ライブドライブアセンブリのトルクチューブの方向を合わせます。

6本のボルト[4]を使用して、トルクチューブを取付けます。

Oリング[1]を、トルクチューブの入力端のOD溝に取付けます。

T-0113 [3]を使用して、ベアリングをトルクチューブ[2]に取付けます。

ウェーブワッシャ[4]とスナップリング[5]を取付けます。

ライブドライブアセンブリを、タレットに取付けます。

ドライブヘッドを、ツール＃1に大まかに合わせます

止めねじとボールベアリング付きのトルクアーム[1]を交換するには：

スナップリングを、トルクチューブに取付けます。

スプリング付きのトルクアームを、トルクチューブに配置します。鋼球[2]を取り付け、軽いトルクで止めねじ[3]を取り付け、2本のピースを合わせます。止めねじを1/8回転戻します。

T-0081プリロードツール[1]を、タレットハウジングに取付けます。

使用する場合は、ジャッキねじを、ねじ穴[5]から取り外します。

ロックタイト（青242）を使用して、止めねじ[3]を10 ft-lbで締付けます。ジャムナット[4]を、35 ft-lbでロックします。

2つのクランプボルト[6]を80 ft-lbのトルクで締付けます。

後部ギアボックスカバーを取り付ける前に、位置合わせ手順に従ってください。

位置合わせ手順

止めねじ付きのトルクアーム[1]を交換するには：

青のロックタイトを使用して、止めねじ[2]を30ft-lbのトルクで締め付けます。

2本のクランプボルト[3]を80ft-lbのトルクで取り付けます。

リアタレット・ギアボックスカバーとアライメントブッシングを取付けます。

アライメント手順に従ってください 。

位置合わせ手順

トルクアームをキー溝に交換するには：

• スナップリングを、トルクチューブに取付けます。
• キー[3]をトルクチューブに取り付けます。
• 2本の3/8-16ボルト[2]を、クランプボルトの横のジャックスクリュー穴に取付けます。十分なトルクを加え、トルクチューブから外れるように、トルクアームを広げます。
• トルクアームをスナップリングに固定します。
• クランプネジ[1]を取り付け、80ft-lbsのトルクで締めます。
• ジャッキネジを外します。

リアタレット・ギアボックスカバーとアライメントブッシングを取付けます。

アライメント手順に従ってください 。

位置合わせ手順