次のサービスビデオは、工具ホルダをスピンドルの中心線に設定する方法を示しています。

  注： この 作業動画は参考用であり、書面による手順に取って代わるものではありません。 

同軸インジケーターを使用してスピンドルの中心線を特定します：

注意： テストインジケーター付きの従来の磁気ベースではなく、チャックに固定された同軸インジケーターを使用して測定することを強くお勧めします。磁気ベースのセットアップは、スピンドルが回転するときに垂下する傾向があり、測定に影響を与えます。正しく設定されていないツールホルダーの中心線は、ツールの破損や不正な部品形状の原因となる可能性があります。

• 適切なボーリングバーツールホルダー[1]をタレットのステーション1に取り付けます。

注意： 合わせ面がきれいで欠陥がないことを確認してください。タレットとツールホルダーの間の破片は、測定に影響を与えます。

• 同軸インジケーター[2]をチャックに固定し、ツールホルダーの穴の内径（ID）をスイープします。
• 象限[3]と[4]の間で測定値に変化がなくなるまで、X軸を少しずつジョグします。
  • 0.001"を超過しない（NTE）
  • できるだけ振れをゼロに近づけます
• Y軸のある機械の場合は、Y軸を使用して中心を見つけることができます。

タレットをスピンドルの中心線に配置したら、次のようにします：

• [設定]を押して設定に移動します
• 矢印キーを使用して、ユーザーポジションに、次にスピンドルセンターラインに移動します。
• 機械のタレットのタイプに適した設定を強調表示します。[1]
  • VDIタレット：設定319
  • BOT/BMTタレット：設定320

注記：ハイブリッドタレットを使用している場合 設定319 VDIスピンドル中心線Xを使います。スピンドルをVDIツールであるツール1の中央に配置する必要があります。

• タレットがスピンドルの中心線上にある場合：
• [F2]を押してｍ値を現在の軸の位置に設定します。
• インジケーターをツールホルダーから離します。
• [ゼロリターン]を押して、機械をゼロに戻します。
• 設定319/320に記録されたX値に手でジョグし、タレットがスピンドルの中心線に戻ったことを確認するために、インジケータが振れがゼロランアウトを示していることを確認します

同軸インジケーターを使用してタレットをスピンドルの中心線に設定した場合：

• Haas制御キーを使用してデバッグモードに移行します。 
• [診断]を押して、診断に移動します。
• 矢印キーを使用してパラメータに移動し、次にファクトリーに移動します。
• [211]を押してから[F1]を押し、パラメータ211 [1]を検索します。
  • 注記: パラメータ211は、設定する前にゼロから開始する必要があります。
• [Y]と[F2]を押して、ツールチェンジャーオフセットを設定します。
• インジケーターを工具ホルダから離し、[ゼロリターン]を押してから[Y]を押し、その後[シングル]を押します。
• タレットの移動が停止するのを待ってから、インジケーターをツールホルダーの中心に戻し、スピンドルの中心線を再確認します。

• [設定]を押して設定に移動します。
• 矢印キーを使用して、ユーザーポジションに、次にスピンドルセンターラインに移動します。
•  設定321のスピンドルの中心線Yを強調表示し、[F2]を押してから[入力]を押します。
• 値は、無効からすべてゼロに変わるはずです。
• 機械のタレットのタイプに適した設定を強調表示します。
  • VDIタレット：設定319
  • BOT/BMTタレット：設定320

注：ハイブリッドタレットを使用している場合、設定319のVDIスピンドル中心線Xを使います。スピンドルをVDIツールであるツール1の中央に配置する必要があります。

• [F2]を押してｍ値を現在の軸の位置に設定します。
• インジケーターをツールホルダーから離します。
• 機械をゼロに戻します
• X値を設定319/320に記録された値に手でジョグし、スピンドルが中央にあるかどうかを確認します。