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スピンドル - ドローバー - トラブルシューティングガイド

9.4 40テーパー - スピンドルドローバー - トラブルシューティング

Last updated: 02/23/2023

スピンドル - ドローバー - トラブルシューティングガイド

Introduction

  1. ドローバー
  2. 工具ホルダ
  3. 保持ボール
  4. プルスタッド
  5. Belleville ばね

Symptom Table

兆候 考え得る原因 是正措置
テーパーの工具ホルダフレット。 工具がテーパーから抜けます。 損傷したBelleville ばねのワッシャを確認します。
部品の仕上がりが悪い。 工具長が長すぎます。 工具の製造元の仕様を参照してください。
ツールチェンジャーが工具ホルダをつかむ前に、工具ホルダが落ちます。 工具ホルダのクランプ力が低すぎるか、TRPプリチャージが正しく設定されていません。 クランプ力とプリチャージ空気圧を確認してください。
（TSCのみ） スピンドルの後ろのクーラントチューブから過剰なクーラントが排出される。 ドローバーの超硬インサートが破損している。 ドローバーとTRPの超硬インサートに損傷がないか確認します。 注記: 機械にプリチャージシステムがある場合は、プリチャージ空気圧が正しく設定されていることを確認してください。次の工具リリースピストンのプリチャージ調整手順を参照してください：VMC - 30/40テーパー - 工具解除ピストン - プリチャージ - 調整
ドローバーは工具ホルダをスムーズに解放しません。 プルスタッドの角にへこみや損傷がある。 プルスタッドに損傷がないか確認します。
TRPセンサーが整列していません。 工具リリースピストンセンサーの位置を調整します。
TRPへの空気圧または空気量が低すぎます。 空気圧と空気量を確認してください。
ドローバー保持ボールは乾燥しています。 保持ボールにRED-iグリースを塗ります。
工具ホルダが解放される際、"弾ける"ような音が鳴る。 工具ホルダとスピンドルテーパーが汚れています。 テーパーを清掃します。

40Tおよび50Tベルト付きスピンドル

プルスタッドがスピンドルテーパーに入らず、ドローバーの超硬チップとTRPが早期に損傷します。

また、次のアラームのいずれかが発生する可能性があります。

アラーム130 工具クランプ解除
アラーム134 工具クランプ解除不良
アラーム9970 想定しないツールのリリース

 プリチャージソレノイドがオフにならないI/O PCBからのわずかな遅延があります。 サービスキット 93-3451 & 93-3452 を注文し、 低負荷ソレノイドバルブキット  - 取り付け 手順に従ってください。

Toolholder Is Fretting

是正措置：

工具メーカーの推奨事項に従って、工具長、軸送り、スピンドルRPMが正しいことを確認してください。

Drawbar Force

是正措置：

クランプ力測定工具でクランプ力を確認し、 ドローバー力リファレンス表を参照してください。引張力が低い場合、ドローバーが故障しています。

Belleville Springs

是正措置：

ドローバーのBelleville ばねが損傷している場合は、ドローバーを交換する必要があります。インラインスピンドルのドローバーは取り外すことができません。インラインスピンドルのドローバーが損傷している場合は、スピンドルアセンブリ全体を交換する必要があります。

スピンドル 内で工具が動かなくなっていないかチェックしてください。プルスタッドとスピンドルテーパーに損傷がないか確認してください。

Pull Studs

是正措置：

スピンドルシャフトから工具ホルダを取り外します。プルスタッドに損傷がないかを確認します。プルスタッドには45°の角度が必要です[1]。

プルスタッドの端にあるボールマークは、ドローバーが完全に開いていないことを示します。

TRPクランプ/クランプ解除センサー調整手順を参照してください。

TRP Sensor(s)

是正措置：

 TRPクランプ/クランプ解除センサー調整 手順を参照してください。

Air Pressure

是正措置：

TRPソレノイド[1]への空気圧が90 psi（6.21 bar）であることを確認します。

空気量が正しい場合、工具の交換中に10 psi（0.69 bar）の空気圧の低下のみが発生します。インラインエアゲージを使用して、空気圧の変化を測定します。

TRPアセンブリ[2]につながるエアホースのねじれや裂け目を確認します。

機械に供給される空気の量が十分であることを確認してください。 新しい機械のセットアップ/設置前を参照してください。

Lubrication

是正措置：

保持ボールにグリースを塗るには、プルスタッドの上にRED-iグリースを塗ります。

工具ホルダスピンドルに置きます。保持ボールにグリースをロードするために、（4）または（5）回クランプおよびクランプ解除します。

ツールホルダーを取り外します。工具ホルダとスピンドルテーパーから余分なグリースを拭き取ります。

Contamination

是正措置：

工具ホルダとスピンドルテーパーを清掃します。工具ホルダを機械に戻す前に損傷がないか確認してください。損傷した工具ホルダは、スピンドルのテーパーを損傷し、工具の振れや仕上げの問題を引き起こす可能性があります。