17.1 小型コンベヤの後付け

*チップコンベヤ - 後付け

AD0672

現時点では、サービスキットをご注文いただけません。

Introduction

この手順では、Haasミニコンベヤシステムの取り付け方法を説明します。 

  • 93-1000928 - ミニコンベヤ後付けキット

機械の互換性

ミニコンベヤは、下記に示すような、2023年2月以降に製造された55ガロン（208 L）または95ガロン（360 L）の外部クーラントタンクを備えた機械に設置できます。

  • DS/ST-30/Y
  • ST-35/Y
  • DM-1/2
  • DT-1/2
  • UMC-350/SS/HD
  • EC-400/500/630
  • EC-500/50
  • VC-400
  • VM-6
  • VF-7/8/9/10/11/12
  • VR-8/9/11/14

ミニコンベヤは、外部55ガロン（208L）を備えた次のUMC機械に取り付けることができます。UMC - 小型コンベヤ - 後付けを参照してください。

  • UMC - 500/SS
  • UMC - 750/SS
  • UMC - 1000/SS
  • UMC - 1500-DUO/SS

 プロセスに関する資格と知識がない場合は、機械的または電気的な機械の修理やサービス手順を実行しないでください。

 この修理手順は、適切なトレーニングと認定を受けた権限ある担当者のみが実行する必要があります。

  ここに記載されているすべての情報は、参照および説明のみを目的として、Haas機械のオーナー向けに提供されています。Haas Automationは、お客様が行った修理について責任を負いかねます。HAASファクトリーアウトレットの正規販売代理店が提供するサービスと修理のみが保証の対象となります。

 

Installation

1

 チップトレーを取り外し、ミニコンベヤユニットと交換します。オペレーターに最も近いモーターにミニコンベヤを取り付けます。

2

クーラントタンクを取り付けた状態で、チップビンをコンベヤ排出の下に置きます。

3

 115VAスプリッタープラグをコントロールキャビネット内のGFCIコンセントに接続します。スプリッターを下部キャビネットボックスに配線し、ミニコンベヤの電源プラグに接続します。一部の機械モデルでは、キットに付属の延長ケーブルを使用する必要がある場合があります。

画像は参照用です：

  1. ST/DS
  2. DT/DM/UMC-350
  3. EC
  4. VMC

必要に応じてケーブル タイと ケーブルタイクランプを使用して、ケーブルをカバーエプロンに配線します。

注意： 機械にHaasオイルスキマーが取り付けられている場合。GFCIから25 FT延長ケーブルを取り外し、115VAスプリッターの空いているコンセントの1つに差し込みます。

Mini Conveyor Operation

1

注意： ミニコンベヤユニットのベルトの摩耗を減らすため、不使用時はオフ にしてください。

  • 高速切り屑排出の操作中は電源スイッチをオンにします。
  • チップビンが満杯になったら空にします。

17.2 UMC小型コンベヤの後付け

UMC - 小型コンベヤ - 後付け

AD0719

Introduction

この手順では、UMC機械にミニコンベヤを取り付ける方法を説明します。

機械の互換性

ミニコンベヤは、外部55ガロン（208L）を備えた次のUMC機械に取り付けることができます。

  • UMC - 500/SS
  • UMC - 750/SS
  • UMC - 1000/SS
  • UMC - 1500-DUO/SS

機械要件：

  • UMC-500/SS機械には、ミニコンベヤを追加する前に、キット93-3921または93-3928を取り付ける必要があります。ミニコンベヤを取り付ける前に、UMC - 500/SS - SPILLWAY EXTENSION（余水路の延長） - 交換を参照してください。
  • UMC-750/1000/1500/SS機械には、ミニコンベヤを追加する前に、キット93-3937または93-3938を取り付ける必要があります。ミニコンベヤを取り付ける前に、UMC - 750/1000/1500/SS - 余水路の延長 -交換を参照してください。
  • 機械には角度付きチップホッパーが必要であるか、93-1001021 MINI CONVチップファンの後付けUMCを注文する必要があります。

この手順は次のキットに適用されます：

  • 93-1001004 ミニコンベヤ後付けキットUMC

 プロセスに関する資格と知識がない場合は、機械的または電気的な機械の修理やサービス手順を実行しないでください。

 この修理手順は、適切なトレーニングと認定を受けた権限ある担当者のみが実行する必要があります。

  ここに記載されているすべての情報は、参照および説明のみを目的として、Haas機械のオーナー向けに提供されています。Haas Automationは、お客様が行った修理について責任を負いかねます。HAASファクトリーアウトレットの正規販売代理店が提供するサービスと修理のみが保証の対象となります。

 

 

Installation

1

次の手順でミニコンベヤブラケットを取り付けるには、図で指定された寸法を使用して穴の位置をマークします。

  • [1] 2 x 0.219インチ（5.5626 mm）直径穴
  • [2] 0.33” (8.382 mm)
  • [3] 12” (3.048 mm)

2

セルフタッピングねじを使用して、ミニコンベヤブラケットを取り付けます。

3

注： ミニコンベアで 張力ばねがない場合は、手順3と手順4の後にキット付属のばねを追加してください。張力ばねがすでにある場合は、手順5に進みます。

ジャムナット[3]を所定の位置に保持したまま、張力ねじ[1]を緩め、両方の張力ブラケットの間に張力ばね[2]を挿入し、ジャムナット[3]を所定の位置に保持しながら張力ねじ[1]をねじ込みます。手順8に示すように、張力ねじは張力ばねを通過している必要があります。

4

ミニコンベヤの左側と右側に張力ばねを追加し、ベルトに均等に張力をかけます。 

5

ウィングをキットに付属の新しいウィングと交換します。1⁄4 x 20ボルトを使用して、左ウィング[1]と右ウィング[2]を取り付けます。

6

注記：モーターの銘板を確認します。1RPMモーター[1]である必要があります。 5 RPMモーター[2]が取り付けられている場合は、1 RPMモーターを設置する必要があります。 ミニコンベヤ - モーターの交換を参照してください。 

7

重要： 角度付きチップホッパーのない機械では、MINI CONVチップじょうご[1]を取り付ける必要があります。

（4本の）FBHCS 1/4-20 X 1/2 SLF-TPを使用して、MINI CONVチップじょうご[1]を取り付けます。

8

ミニコンベヤをクーラントタンクに配置します。

9

クーラントタンクを所定の位置にスライドさせます。

10

クーラントタンクを所定の位置に置き、チップビンをコンベヤ排出口の下に配置します。

11

必要に応じてケーブルタイと磁気ケーブルホルダーを使用して、ケーブルをクーラントタンクに沿って配線します。

 

背面カバー内のケーブルホルダーを使用してケーブルを配線します。

 

115VAスプリッタープラグを制御キャビネット内にあるGFCIコンセントに接続します。

 

スプリッターを下部キャビネットボックスに配線し、ミニコンベヤの電源プラグに接続します。一部の機械モデルでは、キットに付属の延長ケーブルを使用する必要がある場合があります。

 

機械にHaasオイルスキマーが取り付けられている場合 GFCIから25FT延長ケーブルを取り外し、115VAスプリッターの空いているコンセントの1つに差し込みます。

Mini Conveyor Operation

1

注意： ミニコンベヤユニットのベルトの摩耗を減らすため、不使用時はオフ にしてください。

  • 高速切り屑排出の操作中は電源スイッチをオンにします。
  • チップビンが満杯になったら空にします。

17.3 小型コンベヤのベルトサービスキット

ミニコンベヤ - ベルトサービスキット

AD0693

 

 

 プロセスに関する資格と知識がない場合は、機械的または電気的な機械の修理やサービス手順を実行しないでください。

   この修理手順は、適切なトレーニングと認定を受けた権限ある担当者のみが実行する必要があります。

   ここに記載されているすべての情報は、参照および説明のみを目的として、Haas機械のオーナー向けに提供されています。Haas Automationは、お客様が行った修理について責任を負いかねます。HAASファクトリーアウトレットの正規販売代理店が提供するサービスと修理のみが保証の対象となります。

 

Introduction

この手順では、Haasミニコンベヤのベルトを交換する方法について説明します。

このドキュメントは、次の部品に適用されます：

  •   93-3748 ミニコンベヤのベルトサービスキット 

Removal

1

シャーシから2つのウィングを取り外します

2

両側のテンションスクリューとジャムナットを戻し、ベルトの張力を解放します。

3

テンションブラケットからテンションスプリングを取り外します。

4

内側のテンションロッドの両側から1/4-20ナットとテンションブラケットを取り外します。

5

ローラーをシャーシの開口部に向かってスライドさせ、内側のテンションロッドをロッドスリーブから取り外します。 

6

両方のハブの止めネジ[1]を緩めます。サポートピンと真ちゅう製ブッシュ[2]をドライブロッドから取り外します。 

7

ドライブロッドをモーターシャフトから離してスライドさせ、シャーシから持ち上げます。

8

古いベルトからドライブシャフトとテンションシャフトを取り外します。

Installation

1

ドライブロッドアセンブリをベルトを通してモーターシャフトに取り付けます。

2

ロッドスリーブをベルト[1]に挿入し、内側ロッドをシャーシの開口部を通してロッドスリーブに取り付けます

 

3

スレーブロッドアセンブリの両端にテンションブラケットを取り付けます。

4

ジャムナットでテンションスクリューとスプリングを両側に取り付け、ベルトの張力を均等にします

5

ビスグリップ クランプまたはCクランプを使用して、テンションブラケット間のスプリングを圧縮します。

 

6

真ちゅう製ブッシュとサポートピンを取り付けます。

  • 示されている2つの穴の位置を合わせます
  • 両側の止めねじを締めます

7

2つのウィングをシャーシに取り付けます。
  • モーターの電源を入れてコンベヤを動かし、ベルトの張力をテストします
  • 必要に応じて調整します

17.4 小型コンベヤ - モーターの交換

ミニコンベヤ - モーターの交換

AD0731

プロセスに関する資格と知識がない場合は、機械的または電気的な機械の修理やサービス手順を実行しないでください。

この修理手順は、適切なトレーニングと認定を受けた権限ある担当者のみが実行する必要があります。

ここに記載されているすべての情報は、参照および説明のみを目的として、Haas機械のオーナー向けに提供されています。Haas Automationは、お客様が行った修理について責任を負いかねます。HAASファクトリーアウトレットの正規販売代理店が提供するサービスと修理のみが保証の対象となります。

Introduction

ここでは、ミニコンベヤの交換用モーターを取付けて配線する方法について、手順を説明します。モーターはミニコンベヤにすでに取付けられているはずですが、モーターを交換する必要がある場合、またはミニコンベヤキットにモーターが取付けられていなかった場合は、この手順に従ってください。

Motor Replacement

1

 [E-STOP]を押します。

制御キャビネット内の電源プラグからミニコンベヤを外します。

2

クーラントタンクからミニコンベヤを取外します。

3

（4本の）ねじ[1]を取り外して、モーターとモーターカバーを取外します。

4

ねじを緩めて黒と白の[1]ワイヤーを外し、モーターを取り外し、キットに付属のモーターと交換します。

 

ワイヤーを接続したのと同じ順序でワイヤーを再接続します。 

5

モーターとカバーを取り付け、（4）ボルト[1]をねじ込みます。

6

ミニコンベヤをクーラントタンクに配置します。

7

ミニコンベヤを制御キャビネット内の電源プラグに接続します。