有線/無線ネットワーク-NGC

Networking Terms and Responsibilities

ネットワークとオペレーティングシステムは企業によって異なります。HFOのサービス技術者は、機械の設置時にお客様の情報を用いてお客様のネットワークへの接続を試行する可能性があります。また、サービス技術者は機械そのものを使用して接続上の問題のトラブルシューティングを行う可能性もあります。問題がお客様のネットワークに伴うものである場合、お客様による費用のご負担で資格を有するITサービスプロバイダーへご連絡いただき、支援を受ける必要があります。

ネットワーク関連の問題についてHFOを要請した場合、技術者は機械のソフトウェアおよびネットワークハードウェアの範囲に限り支援が可能である点についてご承知おきください。

ネットワークの責任の略図 [A]Haasの責任、[B]お客様の責任、[1]Haas機械、[2]Haas機械のネットワークハードウェア、[3]お客様のサーバ、[4]お客様のコンピュータ。

Introduction

有線接続（イーサネット）または無線接続（Wi-Fi）経由のコンピュータネットワークを使用して、Haas機械とのプログラムファイルのやり取りおよび、中央ネットワークの記憶位置から複数の機械によるファイルアクセスを行うことが可能です。また、ショップの機械とネットワーク上のコンピュータの間でプログラムを迅速かつ簡単に共有するためのNet Shareをセットアップすることも可能です。

ネットワークページへアクセスするには：

[SETTINGS]を押します。
タブメニューのネットワークタブを選択します。
設定したいネットワーク設定のタブを選択します（有線接続、ワイヤレス接続、または Net Share）。

注意： 2番目の行に > 文字がある設定にはプリセット値があり、そこから選択します。オプションのリストを確認するには[RIGHT]カーソル矢印キーを押します。オプションを選択するには [UP]および [DOWN] カーソル矢印キーを使用し、[ENTER]を押して選択を確定させます。

Wired Network Setup

セットアップの前に、ネットワークにDHCPサーバがあるかネットワーク管理者に問い合わせてください。DHCPサーバがない場合は、次の情報を集めてください。

機械がネットワーク上で使用するIPアドレス
サブネットマスクアドレス
デフォルトゲートウェイのアドレス
DNSサーバの名前

有線ネットワーク接続を確立するには：

アクティブイーサネットケーブルを機械のイーサネットポートに接続します。
Network（ネットワーク）のタブが付いたメニューでWired Connection（有線接続）タブを選択します。
Wired Network Enabled（有効化された有線ネットワーク）の設定をONにします。
ネットワークにDHCPサーバがある場合は、ネットワークによって自動的にIPアドレスを割り当てることができます。Obtain Address Automatically（アドレスを自動的に取得する）の設定をONに切り替えてから、[F4]を押すと接続が完了します。ネットワークにDHCPサーバがない場合は、次のステップへ進みます。
機械のIPアドレス、サブネットマスクアドレス、デフォルトゲートウェイアドレス、および DNS サーバー名をそれぞれのフィールドにタイプします。
接続を完了するには[F4]を押します。変更内容を破棄するには[F3]を押します。

機械がネットワーク接続に成功すると、有線ネットワーク情報ボックスのステータスがUPに変わります。

Wired Network Settings

有線ネットワークが有効 -この設定は、有線ネットワークを有効化/無効化をします。

アドレスを自動的に取得 - IPアドレスおよびネットワークのダイナミックホストコンフィギュレーションプロトコル（DHCP）サーバからのその他情報を機械が入手するようにします。このオプションは、ネットワークにDHCPサーバがある場合にのみ使用できます。

IPアドレス - DHCPサーバなしのネットワークにおける機械の静的TCP/IPアドレス。このアドレスは、ネットワーク管理者がお使いの機械に対して割り当てるものです。

サブネットマスク - ネットワーク管理者が静的TCP/IPアドレスを持つ機械に対して割り当てるものです。

デフォルトゲートウェイ - ルーターを通じてネットワークにアクセスするためのアドレス。このアドレスは、ネットワーク管理者が割り当てるものです。

DNSサーバ - ネットワーク上のドメインネームサーバ（DNS）またはDHCPサーバの名前。

注意： サブネットマスク、ゲートウェイ、DNSのアドレスのフォーマットはXXX.XXX.XXX.XXXです。アドレスの末尾にピリオドを付けることはできません。負の数は使用できません。可能なアドレスは最高255.255.255.255です。

Wireless Network Setup

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このオプションにより、機械を2.4 GHz、802.11b/g/n無線ネットワークに接続できます。5 GHzには対応していません。

無線ネットワークのセットアップは、使用可能なネットワークをスキャンし、ユーザーのネットワーク情報による接続をセットアップするウィザードで行います。

セットアップの前に、ネットワークにDHCPサーバがあるかネットワーク管理者に問い合わせてください。DHCPサーバがない場合は、次の情報を集めてください。

機械がネットワーク上で使用するIPアドレス
サブネットマスクアドレス
デフォルトゲートウェイのアドレス
DNSサーバの名前

次の情報も必要です。

無線ネットワークのSSID
セキュアな無線ネットワークに接続するためのパスワード

ワイヤレスネットワーク接続を確立するには

Network（ネットワーク）のタブが付いたメニューで Wireless Connection（無線接続）タブを選択します。

[F2]を押して使用可能なネットワークをスキャンします。接続ウィザードには、[1]現在アクティブなネットワーク接続（存在する場合）、[2]ネットワークSSID、[3]信号強度、および[4]使用可能なワイヤレスネットワークのセキュリティタイプが表示されます。

制御は64/128 WEP、WPA、WPA2、TKIPとAESに対応しています。

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カーソル矢印キーで接続するネットワークを強調表示してから、[ENTER]を押します。ネットワーク設定テーブルが表示され、[1]ネットワークパスワードと[2] DHCP有効/無効のフィールドが表示されます。

アクセスポイントのパスワードをパスワードフィールドに入力します。

注意： パスワードにアンダースコア（_）またはキャレット（^）などの特殊文字が必要な場合は、 F2 を押し、メニューから必要な特殊文字を選択します。
ネットワークにDHCPサーバがない場合は、 DHCP Enabled の設定を OFF に変更し、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、DNSサーバアドレスをそれぞれのフィールドに入力します。

接続を完了するには[F4]を押します。変更内容を破棄するには[F3]を押します。

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以下のステータスが表示されます。

UP - 無線ネットワークとの有効な接続があります。
DOWN - 無線ネットワークとの有効な接続がありません。
DORMANT - 外部のアクション（無線アクセスポイントの認証など）を待機しています。
UNKNOWN - 接続のステータスを特定できません。リンクの不良または正しくないネットワーク設定がこの原因となることがあります。また、ステータスが変化しているときにUNKNOWNと表示されることもあります。

機械がネットワーク接続に成功すると、無線ネットワーク情報ボックスのステータスインジケータが UPに変わります。[F1]を押し、ネットワークを「忘れる」ことを確認しない限り、機械は接続可能な場合にこのネットワークに自動的に接続します。