この手順では、次の機械のパレットプール受信機を後付けする方法の概要を説明します。

• UMC-500/SS 2023/6/20以降に製造
• UMC-750/SS 2022/8/29以降に製造
• UMC-1000/SS 2023/3/29以降に製造
• UMC-1250/SS 2022/8/12以降に製造

機械要件：

• 次世代ソフトウェアバージョン100.20.000.1110以降。
• パレットプール対応キット。UMC - パレットプール対応 - 設置セクションを参照してください。

この手順は次のサービスキットに適用されます。

• 93-1001065：パレットプールフィールドキットUMC-500 10 STN
• 93-1001064： パレットプールフィールドキットUMC-500 20 STN
• 93-1001063：パレットプールフィールドキットUMC-750 10 STN
• 93-1001062：パレットプールフィールドキットUMC-1000 10 STN
• 93-1001067：パレットプールフィールドキットUMC-1250 6 STN DOM
• 93-1001061：パレットプールフィールドキットUMC-1250 6 STN EXP
• 93-1001117:PALLET POOL FIELD KIT 6 STN UMC-1250 EXP
• 93-1001118: PALLET POOL FIELD KIT 6 STN UMC-1250 DOM

重要：2024年6月25日より前に製造されたUMC-1250機械は、国内輸送の場合は93-1001067のキットを、国外輸送の場合は93-1001061を使用する必要があります。
2024年6月25日以降に製造されたUMC-1250機械は、国内輸送の場合は93-1001117のキットを、国外輸送の場合は93-1001118を使用する必要があります。

 注意：上記のキットにはパレットプールレシーバーとパレットプール自体が含まれていますが、この手順ではレシーバーアセンブリのみを取り付ける方法について説明します。この手順が完了した後のパレットプールの取り付けについては、パレットプールサービスマニュアルを参照してください。

B軸を+90度回転させ、カバー[1]を取り外します。B軸を0度の元の位置に戻します。

以下にリンクされている UMC C軸プラッタ交換 の取り外しセクションに従って、プラッタを取り外します。

 警告： ブレーキを解除せず、ラインを外さない場合、プラッタを取り外すことにより、ブレーキに永久的な損傷を与える可能性があります。

パレットプールプラッタを取り付ける場合は、ギアボックスの取付け穴パターンの向きが図のようになっていることを確認してください。UMC-500/750/1000パレットプール機械については[1]を、UMC-1250機械については[2]を参照してください。

青でハイライトされている穴は、プラッタを取り付けるために必要なボルトパターンの位置を示しています。  

赤でハイライトされている単一の穴は、UMC-500/750/1000パレットプール機械の場合は3時の位置[1]を、UMC-1250機械の場合は12時の位置[2]を指している必要があります。C軸をジョグするには、機械に空気を戻し、非常停止を解除し、アラームをクリアする必要があります。

警告：C軸をジョグする前に、C軸ブースターが接続されたままであることを確認する必要があります（上記の取り外しプロセスのステップ3を参照）。

付属のハードウェアを使用してレシーバーサブプレートを取り付けます。

仕様の要求に合わせたトルクでボルトを締めます。

1/2-13ホイストリング[1]を使用して、レシーバー[2]を持ち上げ、付属のハードウェア[3]を使用して取り付けます。

ハードウェア[6]でホイストリング[1]を取り外し、プルスタッド[5]を取り付けます。

仕様の要求に合わせたトルクでボルトを締めます。

重要：レシーバー[2]を取り付けるときは、C軸ブレーキブリードねじにアクセスできることを確認します[4]。

プラッタをトルクダウンした後、C軸ブレーキを再接続するには、UMC C軸プラッタ交換手順のプラッタ取り付けセクションの手順6～9を参照してください。

仕様に合わせてボルトを締め、パレットレシーバーの機械加工済押出品の上面のインジケーターをゼロにします。

プラッタをジョグし、各押出を測定します。面の ランアウトを検査して記録します。面ランアウト NTE 0.0015インチ。 

読み取りヘッドを図示の位置[1]に回します。これにより、機械で補正をやり直す必要があります。
スイベルチェッカーの借り入れについては、サービス部にお問い合わせください。

仕様の要求に合わせたトルクでボルトを締めます。

付属のハードウェア[3]を使用して、回転防止ブロック[2]を取り付け、ボルトを10 ft-lbsでトルクします。

マニホールド[4]を油圧シャフト[6]と回転防止ブロックピン [5]の周囲にゆっくりと落とします。内部のOリングを傷つけないように注意してください。

スナップリングハンドルセットを使用して、保持クリップ[7]を溝にはめ込みます。

付属のハードウェア[2]を使用して、クランプ/アンクランプスイッチとブラケットアセンブリ[1]を取り付けます。

仕様の要求に合わせたトルクでボルトを締めます。

次のケーブル/ホースの配線が図のようになっているか確認します。

1. 読み取りヘッドケーブル
2. アースケーブル
3. ホームスイッチケーブル
4. ブレーキラインホース

これらのケーブル/ホースは、ベルクロ[5]とケーブルクランプ[6]で固定する必要があります。

ホースの側面をフィルター[1] でHPUに取り付けます。どのホースがクランプされているか、クランプされていないかを示す結束バンドがあります。

赤い結束バンドは、クランプ油圧ホースを示します。

緑の結束バンドは、アンクランプ油圧ホースを示します。

HPU [1]からの油圧ラインを、B軸本体の中央貫通ボアを通して配管します。エアライン[2]も油圧ラインとともに配管します。

図のように、エアホースと油圧ホースをB軸本体から油圧マニホールドへと引っ張ります。結束バンドとケーブルクランプを使用して、ケーブルを油圧マニホールドにきれいに配線します。

緑[1]で示されているアンクランプは、図のように継手に進み、赤[2]で示されているクランプホースも示されているとおりです。エアーライン[3]は、マニホールドのエルボーフィッティングに取り付けます。 

注記：クランプホースとアンクランプホースの色が、マニホールドフィッティングの結束バンドの色と一致することを確認してください。 

次のケーブル/ホースの配線が図のようになっているか確認します。

1. エアホース
2. 油圧アンクランプホース（緑）
3. 油圧クランプホース（赤）
4. レシーバークランプ近接スイッチケーブル
5. レシーバーアンクランプ近接スイッチケーブル

これらのケーブル/ホースは、ベルクロ[7]とケーブルクランプ[6]で固定する必要があります。

I/OボードのP35からのケーブル33-1532を取り付け、図のように空気／潤滑パネルに配線します。

新しいカバー[2]を再度取り付け、ロータリー[1]をB軸上で0度に戻します。