AD0233
2012年6月以降に製造されたマシンに適用されます
このAD0233の手順では、UMC-750/SSのB軸およびC軸のアセンブリを交換する方法を説明します。
開始する前に、機械が水平であることを確認してください。
この手順は、以下の交換キットに使用できます。
キットを持ち上げるには、フォークリフトとリフティングストラップが必要です。
[ZERO RETURN] を押します。[ALL] を押します。
B軸をジョグ(寸動)させ、回転シールド3と4の下部(2)の中央ネジにアクセスします。
[POWER OFF] を押します。
メイン回路ブレーカーを オフ の位置に設定します。
メイン回路ブレーカーをロックします。安全タグ付きの承認済みロックを使用します。
ツールプローブと取り付けアーム[5]を取り外します。
カバーの背面パネルを取り外します。
回転シールド[1]から[4]を、図の通りの順序で取り外します。
メイン回路ブレーカーを オン の位置に設定します。
[POWER ON]を押します。
[ZERO RETURN] を押します。[ALL] を押します。
B軸を90度ジョグ(寸動)します。
[EMERGENCY STOP] を押します。
パラメータ498:3 C Axis DISABLEDを1に設定します。
パラメータ 76、LOW AIR DELAYを 9999999 に設定します。
[POWER OFF]を押します。
メインエアバルブを OFF の位置にします。
C軸の下部カバー[1]を取り外します。
C軸ケーブルとエアホースをすべて外します[2]。
C軸の下部カバーを取付けます。
機械の電源をオンにします。
B軸を0度の位置へジョグ(寸動)させます。
X軸を負の(-)方向の移動端までジョグ(寸動)させます。
[EMERGENCY STOP] を押します。
パラメータ151:3 B Axis Disabledを1に設定します。
[POWER OFF]を押します。
メイン回路ブレーカーを オフ の位置に設定します。
回路ブレーカーをロックし、安全タグを使用します。
B軸ケーブルとエアホースをすべて外します。
機械のブリッジ上に2台のオイルリザーバー[1]が取付けられている場合は、それらを一時的にトラニオン(B軸)の上部に置きます。
フィラーパネル[2]と前面掃き出しカバー[3]を取り外します。
(4)トラニオンサポートスクリュー[4]を取り外します。
(2)シム[5]をサポートの下から取り外します。
ケーブルタイ[1]を同じ半分の長さにカットします。カットした2つの端を、C軸ボディサポートの円形チャネルに挿入します。
これにより、残りの空気とグリースがアセンブリから排出されます。
トラニオンサポート[4]を右に回します。
注意: トラニオンサポートを持ち上げるには、他の人の助けを借りてください。サポート重量は85ポンド(39 kg)です。
これらの部品を取り外します。
オイルシールは外さないでください。
B/C軸のリフト固定具[5]を、C 軸に取付けます。
後部アイボルトを使用して、固定具を持ち上げます。
リフトがB/C軸アセンブリの重量を支えるまで、持ち上げ続けます。
B/C軸アセンブリを保持しているプレートの左側にある(2)止めねじ[1]を緩めます。
リフトがB/C軸[3]を支えていることを確かめてください。
3本のドウェルピンを取り外します。
トラニオン(B軸)を保持しているプレートから6本のねじ[2]を取り外します。
機械からB/C軸アセンブリを取り外します
2" x 4" x 48" (51 mm x 103 mm x 122 cm)の木片[1]を、パレットに載せます。
B/C軸アセンブリをパレットに置きます。
オイルリザーバーのツーリングブラケット(P/N T-0057) [2]をB/C軸アセンブリに取付けます。
オイルリザーバーをツーリングブラケットに取り付けます。
これらの部品を取り外します。
これらの部品を、交換用のB/C軸アセンブリに取付けます。
トルクをかけずに、ネジを軽く締付けておきます。
B/C軸アセンブリ[1]を、機械に取付けます。
6本のネジ[2]を、B軸取付けプレートに取付けます。
3本のドウェルピンを取付けます。
ネジをぴったりと締めますが、トルクをかけないでください。
機械のブリッジに2台のオイルリザーバーが取付けられている場合は、それらを取付けます。
機械のカバーに2台のオイルリザーバーが取付けられている場合は、それらをブリッジに取付ける必要があります。
図の4箇所の位置に、1/4-20の穴をドリルで開け、タップします。0.5"(13 mm)の深さに穴を開けます。
B軸のすべてのケーブルとホースを接続します。
メイン回路ブレーカーを オン の位置に設定します。
[POWER ON] を押します。
パラメータ151:3 B Axis DISABLEDを0に設定します。
[ZERO RETURN] を押します。[ALL] を押します。
(4)トラニオンサポートスクリュー[1]を取り付けます。
(2)シム[2]をサポートの下に入れます。
注意:キットに含まれているシムを使用して交換してください。
C軸の下部カバー[1]に到達するまでB軸をジョグ(寸動)させます。
[POWER OFF] を押します。
メイン回路ブレーカーを オフ の位置に設定します。
メイン回路ブレーカーをロックし、安全タグを使用します。
C軸の下部カバー[1]を取り外します。
C軸のケーブルとホースを、B/C軸コンジットに挿入します。
C軸のすべてのケーブルとホースを接続します[2]。
C軸の下部カバーを取付けないでください。調整手順の最後に取付けます。
メイン回路ブレーカーを オン の位置に設定します。
[POWER ON] を押します。
パラメータ498:3 C Axis DISABLEDを0に設定します。
ZERO RETURN(ゼロリターン)を押します。[すべて]を 押します。
B軸および/またはC軸の交換後、回転軸をUMCに最整列させる必要があります。
また、B-C交差を測定および補正し、交換した軸の回転補正ファイルを測定および設定することも必須です。
回転補正値は、レニショーレーザー またはスイベルチェッカーを使用して設定できます。
B軸および/またはC軸の交換後、回転軸をUMCに最整列させる必要があります。
また、B-C交差を測定および補正し、交換した軸の回転補正ファイルを測定および設定することも必須です。
回転補正値は、レニショーレーザー またはスイベルチェッカーを使用して設定できます。