このセクションでは、[現在のコマンド]ページおよび、それらが表示するデータのタイプについて説明します。これらのページのほとんどにおいて得られる情報は他のモードにおいても表示されます。
[CURRENT COMMANDS]を押して、利用可能な[現在のコマンド]の表示のタブメニューにアクセスします。
デバイス - このページの[メカニズム]タブは、手動指令が可能な、機械上のハードウェアデバイスを表示します。例えば、パーツキャッチャーまたはプローブアームの拡張および退避を手動で行うことができます。また、スピンドルを所望のRPMで時計回りあるいは反時計回りで手動で回転させることも可能です。
タイマー表示 - このページには以下が表示されます。
- 現在の日時。
- 総電源投入時間。
- 総サイクル開始時間。
- 総送り時間。
- M30カウンター。プログラムがM30コマンドに到達するたびに、これらのカウンターは両方ともひとつずつインクリメントされます。
- マクロ変数表示。
OPERATION:MEM、SETUP:ZERO、EDIT:MDIモードにおいて、これらのタイマーおよびカウンターは表示の右下のセクションにおいても確認できます。
マクロ表示 -このページは、マクロ変数とその値の一覧を示します。制御はプログラム実行時にこれらの変数をアップデートします。この表示で変数を変更できます。
有効なコード -このページは有効なプログラムコードを一覧表示します。この表示の小型版はOPERATION:MEMおよびEDIT:MDIモードの画面に含まれています。また、任意の操作モードにおいて[PROGRAM]を押しても有効なプログラムコードを確認できます。
高度工具管理 -このページには、制御が工具寿命を予測するために使用する情報が含まれています。このページにおいて工具グループを作成および管理し、個々の工具に想定される最大工具積載割合を入力します。
詳しくは、本マニュアルの操作の章の高度工具管理のセクションを参照してください。
計算機 - このページには、標準、ミリング(フライス削り)/ターニング、タッピングの計算機が含まれています。
メディア -このページにはMedia Playerが含まれています。