リニアセンサーが取り付けられている各軸で有効になっていることを確認し、SCALE_DELTA [1]に設定する必要があります。 

注記：この画像は3つの軸すべてが有効になっていることを示しています。リニアセンサーを備えた軸のみを有効にする必要があります。

校正が必要なリニアセンサーを備えたすべての軸に次の手順を実行します

1. 診断>パラメータの下のFactory Tab（工場タブ）[1]に移動します。
2. Factoryタブで.364 [2]を検索します。 
3. 軸の文字を入力して、F2 [3]を押します。
4. リニアセンサーオフセットを校正するかどうかを確認するポップアップ[4]が表示されたら、[Y]を押します。
   注意：軸ボールスクリューの温度が室温と同じになるよう、このシステムを校正する前に、機械のアイドル状態が5時間以上経過していなければなりません。

軸を校正すると、オフセット値がパラメータ[5]に表示されます。

カバーとそのハードウェア[1]を取り外します。これらの部品は交換後に再利用されるため、保管してください。

リニアセンサーケーブル[2]をノードボックスから取り外します。

リニアセンサーアセンブリを固定しているボルトとワッシャ[3]を取り外します。再利用する必要があるため、ハードウェアを保存し保管します。

ボルトを外したら、リニアゲージアセンブリ[4]を取り外します。

ボールスクリューセンターのスチールボール[1]を交換するには、ボールスクリューセンターに豆粒大の粘着性グリースを塗布し、スチールボールを挿入して所定の位置にグリースで固定されるようにします。

サービスキットからリニアセンサーアセンブリを取り出し、古いものが[1]から取り外された場所に取り付けます。

ボルトとワッシャ[2]を再度取り付けてリニアセンサーアセンブリを固定し、リニアセンサーのボールと先端が接触していることを確認し、ボルトを25ft-lbsのトルクで締めます。

リニアセンサーケーブル[3]をノードボックスに再度接続します。

カバー[4]をブラケットに戻します。

センサーケーブル[3]とハブケーブル[4]をノードボックス[2]から外します。 

ボルト[1]とノードボックスアセンブリ[2]を鋳物から取り外します。

ノードボックスからボルト[5]とシートメタルブラケット[6]を取り外します。

重要：新しいノードボックスで使用するために取り外したハードウェアとブラケットは保管してください。

ハードウェア[1]を使用して、ノードボックスブラケット[2]を新しいノードボックスに取り付けます。

新しいノードボックスアセンブリ[4]を古いハードウェア[3]で取り付けます。

リニアセンサーケーブル[5]とハブケーブル[6]をノードボックス[4]に接続します。

X軸のノードボックスの位置については、この手順に従ってください

CANノードボックスの位置はサドルの右側にあります。正確な位置は機械によって異なります。

1. VF-6/8
2. VF-7/9
3. VF-10/11
4. VF-12/14

Y軸とZ軸のノードボックスの位置については、この手順に従います

Y軸のCANノードボックスは、ボールスクリュー[1]の右側にあるベースの前面に向けられます。

Z軸のCANノードボックスは、ボールスクリュー[2]の右側にあるカラムの底面に向けられます。

ハブボードを交換するには、ケーブルを外し、古いボードを取り外します[1]。

新しいボード[1]を古いボードと同じように取り付け、ケーブルを再度接続します。

必要に応じて、有効なボールスクリュー補正 - トラブルシューティングガイドを参照して配線図を確認してください。