この手順では、ロボットパレットローダーシステムに2番目のパレットラックを後付けする方法について説明します。

この手順は、以下の部品番号に適用されます。

• 93-1001225 - 2番目のパレットラックRPL-25KG取り付けキット
• 93-1001226 - 2番目のパレットラック安全フェンス後付けキット

注記：安全フェンスキットは、CE地域でのみ必要です。

以下は、既存のRPLシステムに2番目のパレットラックを現場で取り付けるための要件です。

• 100.25.001.XXXX シリーズのソフトウェアを搭載した19インチモニター機械。

注記：デュアルシェルフRPLに必要な最小ソフトウェアバージョンは、100.25.001.XXXX以降です。これは、15インチモニターのNGC機械がデュアルシェルフのRPLと互換性がないことを意味します。

この取付けには、2つ目のラックを所定の位置に持ち上げる必要があります。ラックの重量は150ポンドを超えています。

ベースプレートには、2番目のラックを取り付ける場所の穴パターンが必要です。

注意: ベースプレートにこれらの穴パターンがない場合、ベースプレートは以前のバージョンです。リビジョン 25-10797B以降 のベースプレートには、これらの穴パターンがあります。 

Cチャネルガイドを取付けたくない場合は、6つのサポートレッグ取付け穴[1]のみにドリルで穴を開けてタップする必要があります。

Cチャネルガイドを使用するには、残りの12の穴[2]をタップする必要があります。

注： Cチャネルガイドは、デュアルラックRPLが出荷される際、パレットラックの出し入れを補助します。2つ目のラックの後付けでは、Cチャネルガイドはオプションです。

ラックサポート脚の取付け穴の位置：

• [1]  = 59.0インチ（1497.5mm）
• [2]  = 12.0インチ（304.8mm）
• [6]  = 12.0インチ（304.8mm）
• [7 + 8]  = 24.56インチ + 4.296インチ -> 28.856インチ
  • （623.89mm + 109.10mm -> 732.99mm）
• [7 + 10 + 11] = 24.56インチ + 47.1インチ + 4.296インチ -> 79.956インチ 
  • （623.89mm + 1197.6mm + 109.10mm -> 1930.59mm）

Cチャネルガイド取付け穴の位置（オプション）：

• [3] = 1.125インチ（28.575mm）
• [4] = 4.875インチ（123.825mm）
• [5] = 8.625インチ（219.075mm）
• [7] = 24.56インチ（623.89mm）
• [9] = 8.591インチ（218.211mm）
• [10] = 47.1インチ（1197.6mm）
• [12] = 8.591インチ（218.211mm）

注記: Cチャンネルガイドを使用する場合、Cチャンネルガイド取付け穴のみをドリル/タップする必要があります。

1. [1]  = 59.0インチ（1497.5mm）
2. [2]  = 12.0インチ（304.8mm）
3. [3] = 1.125インチ（28.575mm）
4. [4] = 4.875インチ（123.825mm）
5. [5] = 8.625インチ（219.075mm）
6. [6]  = 12.0インチ（304.8mm）
7. [7] = 24.56インチ（623.89mm）
8. [8] = 4.296インチ（109.10mm）
9. [9] = 8.591インチ（218.211mm）
10. [10] = 47.1インチ（1197.6mm）
11. [11] = 4.296インチ（109.10mm）
12. [12] = 8.591インチ（218.211mm）

ベースプレートには、2番目のラックを取り付ける場所の穴パターンが必要です。これらの穴パターン[1]は、ラックサポート脚とCチャネルガイドが取り付けられる場所です。

注意: ベースプレートにこれらの穴パターンがない場合、ベースプレートは以前のバージョンです。リビジョン 25-10797B以降 のベースプレートには、これらの穴パターンがあります。 

これらの穴はドリルで開けてタップする必要があります。プレートを2番目のラックと互換性を持たせる方法については、ベースプレートの修正のセクションを参照してください。

2つ目のラックサポート脚[1]をベースプレートに置きます。

3/8-16 x 1-1/4 SHCS [2]と3/8ワッシャ[3]（外径1.25インチ）を使用して、サポート脚をパレットに固定します。

注記：必ず中央[4]と外側[5]の取付け位置を使用してください。そうすることで、ラックを脚に置いた後、ラックをスライドさせる必要がなくなります。

水平調整ねじ[1]を2つ目のラックサポート脚[2]に差し込みます。

スタッドが水平調整パック[3]の内側に収まるように、スタッドを下げてください。

水平調整ねじがパックに触れたら、サポートレッグを所定の位置に保持している4つのSHCS[4]を緩めます。

注記：これらは前の手順で取付けたのと同じSHCSです。次のステップでサポート脚を調整できるようにするには、それらを緩める必要があります。

注：この手順では、パレットラックを所定の位置に持ち上げるのに2人の人手が必要です。もし2人の人手がない場合は、フォークリフトなどを使ってパレットラックを持ち上げる必要があるかもしれません。

パレットラック取付けブラケット[1]はパレットラックの支柱[2]に固定したままにしてください。 

パレットラックを持ち上げ、サポート脚[3]の上部の所定の位置に置きます。

ラックをサポート脚に置きます。取付けブラケットがサポート脚の穴に揃うまで、ラックやサポート脚の位置を微調整します。

3/8-16 BHCS[2]を使用して、2つのCチャンネルガイド[3]をベースプレート[4]の所定の位置に取り付けます。

各Cチャネルガイドは、6つのBHCSで固定されています。