可能であれば、サーボモーターに簡単にアクセスできるように、テーブルを右前隅に配置します。

機械の電源をオフにします

サーボモーターへのアクセスを妨げているすべてのシートメタルパーツを取り外します。

Y-軸の場合、支柱の背面にあるエンクロージャを取り外す必要があります。X-軸の場合、サドルの左側のウェイカバーを取り外す必要があります。 

必要に応じて、パテ ナイフを使用して、両方の軸のサーボ モーター ハウジングからカップラ アクセス ガスケット [1] を剥がします。

重要：一度に1 つの軸で作業します。最初のサーボモーターを交換したら、残りの軸で手順を繰り返します。

サーボモーターの取り外し

下部カップラクランプボルト[1]を緩めます。

モーターの電源ケーブルを外します。ケーブルコネクタの向きに注意してください。

サーボモーターをハウジングに固定しているボルト[2]を外します。

カップラがボールスクリューの端から外れ、機械から外れるまで、サーボモーターをできるだけハウジングに直角になるように引き出します。

上部カップラクランプボルト[3]を緩め、モーターからカップラを取り外します。

注意：ボールスクリュー[4]とサーボモーターシャフト[5]からシャフトキーを保持してください。 

サーボモーターシャフトの向きに注意してください。

サーボモーターの取り付け

 重要： カプラーとサーボモーターを取り付けるときは、プロセス中にシャフトキーが所定の位置にあることを確認してください。取り付け中に、シャフトキーが脱落する可能性があります。キーがないと、位置決め精度エラーが発生します。

新しいサーボモーター シャフトの向きが古いサーボモーター シャフトの向きと一致するまで、垂直軸を手動で回します。

シャフトキー[1]をボールスクリューの端にあるキー溝にを取り付けます。

カップラ[2]をボールスクリューの端に取り付けます。

 注意： この時、クランプボルトは緩めておきます。

ケーブルコネクタが古いサーボモーターと同じ方向を向くようにモーターを向けます。

サーボモーターシャフト上のキー[3]をカップラのキー溝に合わせて、サーボモーターをハウジングに押し込みます。

サーボモーター取付ボルト[4]を取り付けて締めます。

カップラ[5]をボールスクリューとサーボモーター間の中央に配置し、クランプボルト[5]を締めます。Haasファスナー トルク仕様を参照してください。

新しいカップラ アクセス ガスケット [6] を適用します。

重要： ガスケットを適用する前に、必ずハウジングの表面をアセトンで洗浄してください。 

サーボモーターケーブルの取り付け

重要： すべての軸ケーブルとコネクタに誘電性グリースを塗布する必要があります。接続する前に、誘電性グリースを再塗布する必要があるかどうかを確認し、必ずコネクタの接触点にのみグリースを塗布するようにしてください。コネクタの表面全体に余分なグリースを塗布しないでください。モーターが破損する可能性があります。 

モーター電源ケーブル： コネクタが完全に固定されるまで、アンフェノールキースロットを整列させ、アンフェノールを回して、モーター電源ケーブルをモーターに接続します。

モーターエンコーダケーブル：  矢印を整列させ、所定の位置にロックされるまでコネクタを押して、エンコーダケーブルをモーターエンコーダコネクタに接続します。 コネクタをロックした後、ケーブルを 少し引っ張って、コネクタが固定されていることを確認します。   

重要： このステップのビデオは、エンコーダーケーブルの正しい取り付け方法を示しています。

ホームセンサー： キースロットを整列させ、完全に固定されるまでコネクタを回して、軸ホームセンサーを接続します。