1. Go-No-Goゲージ [1] を使用して、工具の留め金解放（噛み合わせ解除）スイッチがオンになる前に、ドローバーが 40 テーパースピンドルから工具を解放するようにします。ゲージの O リング [2] が見えない場合、調整は必要ありません。O リング [3] が見える場合は、調整が必要です。
2. 必要に応じて調整します。

圧力ゲージを備えたエアレギュレーター工具を制作します。"必要な工具" セクションを参照してこれらの部品を組み立てます。

• 圧力ゲージ（P/N 58-27395） [1]
• エアレギュレーター（P/N 58-2740）[2]
90 度取付金具（P/N 58-3614）[3]
• 取付金具（P/N 58-1574）。図 [4] に示すように、一部の機械はこのタイプの取付金具を使用しています。
• 取付金具（P/N 58-0231）。他の機械はこのタイプの取付金具を使用しますが、図 [4] では示されていません。
• 30 フィートのホース（P/N 58-2022）[5]
• 必要な長さを測定し、ホースを 2 つのセクションに切断します。セクションの長さが十分あり、エアレギュレーターツールを調整している間、制御ディスプレイが見えることを確認します。

TRP ソレノイドの 1 つのチューブセクション [1] をエアレギュレーターツールの入力に取り付けます。

 注： CALM 機械の場合、TRP ソレノイドは空気潤滑キャビネット内にあります。CALM 以前の機械では、TRP ソレノイドはスピンドルヘッドの近くにあります。

エアレギュレーターツールの出力のもう一方のチューブセクション [2] をTRP エアサプライに取り付けます。

エアレギュレータツールを 70 psi（4.8 バー）に調整します。 [TOOL RELEASE] を 5 秒間押し続ける間、[DIAGNOSTICS] ディスプレイ上の Drawbar Open を監視します。工具解除ボタンを長押しし、Drawbar Open が 1 に変わらなくなるまでエアレギュレータツールの圧力を 1 psi ずつ下げます。

ゴーノーゴーゲージをスピンドルに挿入する間、工具解除ボタンは長押ししたままにします。赤色 O リングがスピンドルテーパー [1] に入る場合は、調整は必要ありません。赤色 O リングがスピンドルテーパー [2] に入らない場合は、調整が必要です。

 注： 赤色 O リングがスピンドルテーパーに入らない場合、スイッチの状態が変わる前（Drawbar Openが 1 に変わる前）には工具がスピンドルに入ることができないことを示しています。したがって、次の手順に示すように、調整を行う必要があります。

赤い O リングがスピンドルテーパーに入らない場合は、次の手順のいずれかを参照の上、必要な調整を行ってください。

TRP スイッチが調整可能 [1] な場合は、以下を参照してください：

• VMC - TRP センサー - 調整

TRP スイッチを調整できない場合は [2]、上記の手順の 「シムの追加または取り外し」 のセクションをご参照ください。

 注： TRP スイッチを調整できない場合は、この手順で必要なシムの数が通常より多くなる可能性があります。

ゴーノーゴーゲージをスピンドルに挿入する間、再び工具解除ボタンを長押ししたままにします。赤色 O リングがスピンドルテーパーに入るようにします。