このビデオでは、アラーム履歴ページにどのような情報があるか、およびアラームビューアタブでアラームを検索する方法について説明します。

アラーム履歴ページには、機械で発生したアラーム、工具オフセットとワークオフセットの変更、警告、および診断イベントが表示されます。

アラームの詳細については、アラームビュータブに移動し、アラームを入力してから、[F1]を押します。 

この機能は、ソフトウェアバージョン100.23.000.1200以降でのみ使用できます。 

次世代制御（NGC）を備えたHaas機械は、特定のアラームがトリガされるたびに、分析のために機械の状態を保存するエラーレポートを自動的に作成できます。 

アラームビューアタブに移動します。

目的のアラームを強調表示し、[ENTER][1]を押して、自動エラーレポートを確認します。 

自動エラーレポート用に複数のアラームを設定できます。[ALTER][2]を押して、設定されたすべてのアラームをフィルタリングします。

重要：この機能は、電源投入のたびに解除されます。継続的な監視を行うには、電源を入れ直した後に機能を再作動する必要があります。

重要： USBが挿入されている場合、自動エラーレポートはHaasペンダントのUSBフォルダーに保存されます。USBが挿入されていない場合、自動エラーレポートは、AutoSavedErrorReportsという名前のフォルダー内のリストプログラム > ユーザーデータタブに保存されます。このフォルダーに一度に保存できるエラーレポートは5つだけです。 

エラーレポート内のすべてのファイルを表示できるようにするには、「unpack2.bat」ユーティリティプログラム使用してエラーレポートを解凍する必要があります。

 重要：PCにJavaがインストールされていることを確認してください。制御パネル->プログラムと機能を開き、JavaアップデートまたはJava Xがインストールされている ことを確認します。

1. NGC-Unpack Toolをダウンロードし、HBCからファイルを解凍します。 
2. zipファイルは、HBC -> ユーティリティ -> ドキュメントとソフトウェア -> 10_サービスツール -> エラーレポート Upackツールにあります。
   
3. 機械のErrorxxxx.zipファイルをNGC解凍フォルダに保存します。

 注意：エラーレポートの解凍ツールは、Windows 11との互換性がありません。 

• unpack2.batプログラムを実行します。
• .zipファイル拡張子なしでErrorxxx.zipファイルの名前を入力します。

注意：Errorxxx.zip黒い画面にファイルをドラッグアンドドロップすることもできます。

• [ENTER]を押します。これにより、エラーレポートから非表示のファイルが解凍および抽出され、Errorxxxx.zipファイルと同じ名前のフォルダーが生成されます。

エラーレポートのスクリーンショットには、適切なタイミングで取得された場合、役立つ情報が含まれます。

• エラーレポートは必ずアラームを有効にして生成してください。
• このスクリーンショットは、正しく生成されたエラーレポートの例です。
• 有効なアラーム、実行中であったプログラム、およびアラームが発生したプログラムの行を確認できます。

ParameterList.xmlまたはParameterList.txt（エラーレポート内）には、有用な情報が含まれています。 これは、すべてのパッチなどが適用された後に機械が使用しているパラメータ値を正確に示します。

注： ソフトウェアバージョン100.19.000.1100現在、ParameterListのファイル形式は、Excelスプレッドシートに簡単にインポートできるようにするために.xmlに変更されています。

このファイルを表示するには、エラーレポートを解凍します。

ParameterList.xmlファイルの場合：

Excelを使用して、解凍されたエラーレポートのメインディレクトリフォルダーにあるParameterList.xmlファイルを開きます。

XMLテーブルとして開き、次のボックスで「OK」をクリックします。次に、パラメータリストをスクロールまたは検索します。

ParameterList.txtファイルの場合：

テキストエディタプログラムを使用して、解凍されたエラーレポートのメインディレクトリフォルダーにあるParameterList.txtファイルを開きます。

1. Alarm_Key_History_Merger.exeファイルを実行します。
2. フォルダーを参照して.zipエラーレポートを見つけます。
3. NGC Unpackフォルダー参照してファイルを保存します。
4. ミルまたは旋盤を選択します。
5. [Excelを作成]をクリックします。これにより、キーストローク履歴とアラーム履歴がマージされたExcelファイルが作成されます。

   注： これは、アラームが生成されたときにどのキーが押されたかを知るのに役立ちます。