この手順では、8M オプションを取り付けする方法を示します。 

機械の互換性：

• クラシック Haas 制御  ミル8.29以上／旋盤2.16以上
  注記：M59/M69機能はMill 11.14以降で追加されました。
• 次世代制御：  すべてのバージョン
  
• I/O PCB上のヒンジドア
  重要： 93-1000573 I/O DOOR ASSY HINGEDがキットに含まれていない場合は、ヒンジドアを注文してください。

ドキュメントはこれらの部品に適用されます：

• 93-1000313 8つの予備M機能 - NGC
• 93-3319 8M FIキット（ヒンジドア付き） 
• 93-1157A 8M後付けキット - CHC

複数の 8M PCB の取り付け

2番目の8M PCBの取り付け：

• 93-3913 2番目の8M予備NGCアドオン      

注： このサービスキットは、8M PCBバンク#2をアップグレードして、追加の予備出力を含めることを目的としています（予備出力は、C-APLを搭載した機械に限定されています）。この8M PCBボードは、最初の8M PCBボードに直接取り付けます。  

3番目の8M PCBの取り付け：

•  注記：3番目の8M PCB取り付けキットはありません。3番目の8M PCBを取り付けるには、追加のシングルキットの取り付け（93-1000313 NGCキットまたは93-1157A CHCキット）を注文し、12VDC電源コネクターを結合する必要があります。 

単一の 8M PCB 取り付け

4 個のスタンドオフ [1] をヒンジドアに取り付けます。

8M PCB [2] を取り付けます。

ジャンパーの配線と設定方法については、次のセクション を参照してください。

複数の 8M PCB の取り付け

2番目の8M PCBの取り付け。

既存の8M PCB 取付けねじを取り外します。

4 本の1 1/4"  スタンドオフ [3] を取り付けます。

2 番目の 8M PCB [4] を取り付けます。

ジャンパーの配線および設定方法は次のセクション をご参照ください。

3番目の 8M PCBの取り付け

ヒンジドアの場あ所を選択します。 

8M PCB をテンプレートとして使用して、ヒンジドアの欠けている穴に印を付けます。

新しい穴を開けてタップします。 （タップサイズ #6-32）。

重要： I/O PCB を金属粒子から保護するために、 穴を開ける前にヒンジドアを取り外してください。

この手順では、オフィスミルとオフィス旋盤機械にブラケット [A] とPCB [F] を取り付けする方法を説明します。

4 個のスタンドオフ [1] をブラケット [A] に取り付けます。

PCB [F] を取り付けます。

4 本のボルト [D] を使用します。

PCB  [F] とブラケット [A] を制御キャビネットの右側のパネルに取り付けます。

NGC - 次世代制御： 

複数の 8M PCB カードをデイジーチェーンで接続できます。 ケーブル接続については、図をご参照ください。

非サーボオートドアオプションのない機械。

• 8M PCB#1の場合、ジャンパーをJP1およびJP5に設定します 
  注意：このジャンパー設定では、出力 90〜97 を使用します。
  
• 8M PCB#2の場合、ジャンパーをJP2およびJP5に設定します
  注意：このジャンパー設定では、出力 103〜110 を使用します。この設定には機能制限がある場合があります。詳細については、Mコードリレー機能 - NGC参照ドキュメントを参照してください。
• 8M PCB#3の場合、ジャンパーをJP3およびJP5に設定します
  注意：このジャンパー設定では、出力 79〜86 を使用します。
  

非サーボオートドアオプションを備えた機械。

• オートドア 8M PCB： オートドアオプション付きの機械を注文すると、工場で 8M PCB が取り付けられます。 アドレスジャンパー JP4 および JP5 は、 工場で設定されます。 
   注： このジャンパー設定は変更しないでください。 この 8M PCB は、非サーボオートドア操作に使用されます。
•  8M PCB#1の場合、 ジャンパー をJP1とJP5 に設定します
   注： このジャンパー設定では、出力 90〜97 を使用します。
• 8M PCB#2の場合、ジャンパーをJP2とJP5に設定します
   注： このジャンパー設定では、出力 103〜110 を使用します。この設定には機能制限がある場合があります。詳細については、 Mコードリレー機能-NGC 参照ドキュメントを参照してください。
  
•  8M PCB#3の場合、 ジャンパー をJP3とJP5 に設定します
   注： このジャンパー設定では、出力 79〜86 を使用します。
  
  

この8M Relay PCBは（8）追加の出力をI/O PCBに追加するオプションです。追加の出力を使用して、プローブ、補助ポンプ、またはクランプ装置を作動させることができます。

8Mオプションに関連するすべてのMコードと機能の詳細については、ユーザーマニュアルを参照してください。

注意：8M PCBオプションは出力電圧を提供せず、ユーザーインターフェースのまたは切り替えポイントだけを提供します。

8Mの主な用途は2つあります。

• リレーのオン（M59）とオフ（M69）を切り替えます

• リレーをオフにする前に、外部仕上げ信号を待っている間にリレーをオンにします（ミル：M29、旋盤：M129）

各MコードにはPコードが続きます。Mコードはリレーのオン/オフを切り替え、Pコードはオン/オフされているディスクリートリレーを追加します。  詳細については、M-コードリレー機能 - NGCとロボット統合支援 - NGC 参照ドキュメントを参照してください。

是正措置：

8M PCBのP2の電圧を測定します。針先プローブ付きのマルチメーターを使用します。電圧は12VDCでなければなりません。

 注意： ケーブルを外した状態で電圧を測定しないでください。

電圧が正しくない場合は、PSUP PCBのP35で電圧を測定します。電圧は12VDCでなければなりません。

電圧が正しい場合、ケーブル860に障害があります。電圧が正しくない場合は、PSUP PCBをトラブルシューティングします。

是正措置：

リレーが損傷していないことを確認してください。端子台の接点間に導通があることを確認してください。

• 問題のある端末からケーブルを外します。
• リレーを作動させます。ノーマルオープン(NO)接点とコモン(COM)接点の導通を確認します。
• リレー作動を止めます。ノーマルクローズ(NC)接点と(COM)接点の導通を確認します。

リレーのコイルが開いていないことを確認してください：

• 8M PCBを取り外します。8M PCBの背面で、障害のあるリレーのピン1と5間の抵抗を測定します。
• 測定が開いている場合、リレーのコイルは開いています。8M PCBに障害があります。

Haas機のI/Oボードから制御盤側面のコネクタへのこのオプションケーブルアセンブリは、外部デバイスを制御するためのMコード／MFIN機能を提供します。MコードがCNCプログラムを一時停止し、デバイスに開始シグナルを送信し、デバイスからMFIN（完了）シグナルを受信したらプログラムを再開します。

4ピンオスAmphenol 703-91-T-3300-1スクリューロックプラグ（Haas P/N 74-1510）で付属品を取り付けると、CNC 機械で制御できます。

このドキュメントは、以下のキットに適用されます:

• 93-APC-READY オートパレットチェンジャーレディ
• 93-1000274    オートパレットチェンジャーレディ
• 93-1000651    オートパレットチェンジャーレディ
• 93-2395    オートパレットチェンジャーレディ、NGC
• 93-2396    MCODE/MFIN CAPA用ケーブルアセンブリ、NGC
• 93-1000307    Mコード/MFINケーブルアセンブリ
• 93-MFININ    MCODE/MFIN CAPA用のケーブルアセンブリ

機械の電源を切り、制御キャビネットのドアを開けてください。

制御キャビネットの側面からプラグを取り外します。

M-FINコネクタを制御キャビネットの側面に取り付けます。これを行うには、プラグからナットを取り外し、制御キャビネットの外側から穴にワイヤー[1]を挿入します。

ワイヤーをナットに通し、ナット[2]を制御キャビネットに対して締めます。

2本のワイヤーを接続します。1対のワイヤーにはプラグが付いていて、NGC I/O PCBのP8に取り付けられています。
注：Classic Haas Machineの場合、プラグをI/O PCBのP10に接続します。

2対目のペアは、赤と黒の線で構成されています。これらの2本のワイヤーは、機械のオプションによって取り付け方が異なります。

機械の場合、M-Codeリレーボードを搭載していないため、ワイヤーはI/O PCBのM21リレーに接続されています。赤い線をM21のN/O（ノーマルオープン）端子に、黒い線をM21のCOM（コモン）端子に接続します。

機械の場合、Mコードリレーボードがあり、ワイヤーは、MコードリレーボードのM21リレーに接続されています。赤い線をN/O（ノーマルオープン）端子に、黒い線をCOM（コモン）端子に接続します。

付属品は、M-Finプラグを介してCNC制御に接続されます。次に、Mコードを使用して付属品は指示されます。 

M-FINプラグ図

1. 信号（MFIN入力）
   
   重要： リレーを使用してこの入力をアクティブにします。この入力には電圧を加えないでください。M-Fin信号が検知されると、診断＃18 M_FIN_INPUTビットが切り替わります。
   
   
2. アース
3. ノーマルオープン（N/O）
4. コモン（COM）