各機種の比較

9.1 パレットシェルフグリッドの設定

ロボットパレットローダー - パレットシェルフグリッドの設定

Setup Pallet Shelf

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パレットシェルフは、一意の数の行と列を持つように構成できます。 

シェルフグリッドを設定するには、[現在のコマンド]ページに移動し、次に[デバイス]に移動します。次に、画像のようなウィンドウが表示される[パレットステーションセットアップ][1]というページに移動します。

必要なアプリケーションに応じてパラメータを変更できる次のステップを参照してください。

注記：RPLシステムには、4つのパレットとシェルフ用の3つのパレットホルダーが付属しています。さらに多くのパレットとホルダーを注文して、パレットシステムに追加することもできます。部品番号の詳細については、セクション10.6 RPLパーツを参照してください。

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[1] 列の数 - 各シェルフのパレット数

[2] 行の数 - 使用されているシェルフの数

[3] 列間の距離 - 隣接するパレット間の間隔

[4] 行間の距離 - 各シェルフ間の垂直方向の間隔    

[5] 総パレット数 - 使用されているパレットの数 

注記：未加工パレットの質量は2.2046ポンド（1Kg）です。

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列の数：

この値は、1つのシェルフに水平に配置されたパレットの数である必要があります。

注記：1つのシェルフに5つより多いパレットを使用することは推奨されません。この値は5以下である必要があります。

4

行の数：

この値は、パレットステーションで使用されているシェルフの数である必要があります。

注記：この製品には3つより多いシェルフを使用することは推奨されません。3つより多いシェルフの使用は、Haasではサポートされていません。

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列間の距離：

これは、シェルフ上の各隣接するパレット間の距離です。 

この距離は、各パレット間で一定であると仮定されています。また、使用される各シェルフで同じ距離であると仮定されています。 

注： パレットシェルフの整列と間隔を確認する方法については、 セクション8.3 シェルフの整列 を参照してください。制御の画像は、このジョブのパレットホルダー間の距離の例を示しています。

注意： 左端のパレット位置は、列間の距離 の値によって決定されません。左端のパレットは、ポストの内側の端からパレットホルダーの左端まで3.5インチです。

初期パレットの右側にあるパレットの場合、距離は前のパレットの左端から次のパレットの左端までになります。

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行間の距離：

これは、垂直位置での各シェルフ間の距離です。 

この距離は、各パレット間で一定であると仮定されています。また、使用される各シェルフで同じ距離であると仮定されています。 

注： パレットシェルフの整列と間隔を確認する方法については、セクション8.3 シェルフの整列 を参照してください。制御の画像は、チェックする距離の値の例を示しています。

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総パレット数：

パレットの数はいくつでも構いません。

唯一の要件は、パレットが左側のポストから始まり、パレット間の距離に従うことです。

また、下部のシェルフにパレットを追加する前に、上部のシェルフから始まるシェルフを（列パラメータの数まで）埋める必要があります。

例えば、11つ以上のパレットを使用する場合、上部シェルフと中央シェルフには、下部シェルフにパレットを追加する前に、それぞれ5つのパネルが必要です。

9.2 パレットスケジュール

ロボットパレットローダー - パレットスケジュール

製作中

Pallet Loader - Operation

CNC制御は、パレットがシェルフから準備完了位置、機械加工エリアへと移動し、その後戻ってくるのを追跡します。パレットスケジュールテーブル（PST）については、現在のコマンドページをご覧ください。

アクセスするには、 [CURRENT COMMANDS] ボタンをクリックし、カーソル矢印を使用して Device (デバイス)、Pallet Schedule Table (パレットスケジュールテーブル) の順に移動します。

PST画面には、オペレーターによるパレットの積み下ろしを支援するための情報が含まれており、パーツプログラムとパレット処理シーケンスを指定できます。

 注記： 機械の加工範囲から出たパレットは、元のシェルフに戻らない場合があります。機械は、シェルフLS/積載ステーションから始まる最も近い空のシェルフに移動します。

パレットプールとのパレットの交換はPSTを使用して実行されます。パレットシェルフをハイライトして [ALTER] を押して、パレットと関連プログラムをロードします。

 [INSERT]を押して、スケジュールされたすべてのパレットを実行します。

Pallet Schedule Mode (パレットスケジューラモード)で運転する場合、プログラムの終了時に、次スケジュールのパレットと関連プログラムをロードするための M199 が表示されます。MEMORYモードで運転している場合、M199はM30のように動作します。

パレットの積載順序は、PSTの「積載順序」列によって決まります。Pallet Scheduler Mode (パレットスケジューラモード) を使用してパレットを処理したくない場合でも、M50 Pxコマンドを使用して、プログラム内から特定のパレットを積載するように指示できます。

パレットスケジューラモードでスケジュールされたすべてのパレットを処理するように機械を運転させるには、最初のパレットを機械に呼び出します。PSTページで[INSERT] を押します。これにより、M199はプログラムの終了時に M50 + M99のように動作します。プログラムの終了時に、次にスケジュールされているパレットおよび関連プログラムを取得し、すべてのパレットのスケジュールが完了するまで運転を続けます。

パレットプールには、積載ステーションの横に安全のための緊急停止ボタンが付いたサブパネルとボタンがあります。

パートレディボタンを使用して、積載ステーションのパレットが用意され、パレットプールに入る準備が完了したことをリフターに通知します。積載ステーションドアは、安全のために回転させて閉じて、リフターが積載ステーションパレットにアクセスできるようにする必要があります。

Pallet Schedule Table

重要：動画では、UMC-500のPallet Scheduler Table (パレットスケジュールテーブル) をデモします。画面レイアウトに多少の違いがあるかもしれませんが、その場合でも情報は参考として活用できます。 

パレットスケジュールテーブルには、ユーザーの日常業務に役立つ多くの機能が組み込まれています。

Load Order and Pallet Status (積載順序とパレットのステータス)： これらの2つの機能は連動して、現在機械加工エリアにあるパレットを示します。積載順序の番号を入力し、パレットステータスフィールドで[ENTER]を押して、パレットステータスを選択します。選択肢は次のとおりです: 0：スケジュール未定、１：スケジュール済み、2：行方不明と3：完了。

コメント：パレットにユーザーのコメントを追加するには、パレット番号フィールドをハイライトして[ENTER]を押します。ボックスが表示されたら、適宜コメントを入力して[ENTER]を押します。

パレット使用：この機能は、特定のパレットが機械加工エリアに積載された回数を示します。値をクリアするには、[ORIGIN]ボタンを押します。

プログラム番号：この詳細には、パレットに割り当てられているプログラム番号が表示されます。プログラムを選択するには、Program Name (プログラム名) フィールドをハイライトしてから[ENTER]を押してプログラムに移動します。

プログラムのコメント：この領域には、パーツプログラムに記載されたコメントが表示されます。これは、プログラムでコメントを編集することによってのみ変更できます。

 注意：Robot Pallet Loader (ロボットパレットローダー) 機械のPallet Schedule Table (パレットスケジュールテーブル) には2つの異なるビューがあり、上の画像はGrid View (グリッドビュー)を示し、下の画像はTable View (テーブルビュー)を示します。

コマンドプロンプト：

[ENTER] この機能は、ハイライトされている場所によって異なります。この機能は、ユーザーコメントの入力、フィールドへの値の設定、およびフィールドのオプションの表示に使用します。

[ALTER] パレットとプログラムをロードします。選択したパレットを機械に積載し、割り当てられたプログラムをメモリに呼び出します。

[INSERT] ロードされたプログラムを実行します。機械を起動し、パレットスケジューラモードで運転させます。機械は、スケジュールされたすべてのパレットが完了するまでPSTで運転を続けます。Pallet Scheduler Mode (パレットスケジューラモード) の詳細については、MコードセクションのM199 Pallet / Part Load (M199 パレット/部品積載) またはProgram End (プログラムエンド) を参照してください。

Table View (テーブルビュー)/Grid View (グリッドビュー) を[UNDO]します。これにより、Grid View (グリッドビュー) とTable View (テーブルビュー) の間でPallet Schedule Table (パレットスケジュールテーブル) ビューが切り替わります。

[F2]積載ステーションパレットをスケジュールします。積載ステーションパレットのステータスを「スケジュール済み」に設定します。

[F3] 積載ステーションパレットを片付けます。積載ステーションパレットをパレットプールに戻します。

[F4] ハイライトされたパレットを取得します。選択したパレットを積載ステーションに移動します。

Using the Pallet Scheduling Table to Load Pallets

1

パレットスケジュールテーブルを使用してパレットを積載します。

[Pallet Schedule Table（パレットスケジュールテーブル）]タブにアクセスするには、 [CURRENT COMMANDS] を押して、続いて[DEVICES（デバイス）] > [PALLET SCHEDULE TABLE（パレットスケジュールテーブル）]の順に移動します。 

パレットをスケジュールします。これを行うには、パレット[1]のパレットステータスをハイライトし、[F2]を押して[2]をスケジュールします。残りのパレットに対してこのプロセスを繰り返します。

注記：パレットをステーションに物理的に積載するには、パレットをスケジュールする必要があります。すべてのパレットが積載されたら、必要に応じてパレットのスケジュールを解除できます。パレットのスケジュールを解除すると、パレットプールはそのパレットをピックアップしないように指示されます。

2

まず、Load Station (積載ステーション) にパレットを物理的に配置します。

パレットを機械に積載するには、まず[E-STOP] を押してから、パレット番号1のシェルフタブに移動して、LSを入力します[2]。次に、画面にLSステーションのパレットが表示されます[1]。パレット1がハイライトされている間、[3]と示されている[F3]を押して、RPLがパレットをワークステーション (Work Station) とも呼ばれる機械に移動するようにします[5]

[UNDO]を押してTable View (テーブルビュー) に切り替えます。

次に、パレット2のシェルフタブ[6]をハイライトし、それをシェルフLSに変更します。これにより、パレット2の位置が積載ステーション (LS) に移動します。 

積載ステーションにパレットを物理的に積載し、[E-STOP]をリリースし、[7]と表示されている[F3] を押して、積載ステーションパレット2を空のシェルフA1に収納します。 

残りのシェルフについてもこのプロセスを続けます。

3

特定のパレットのプログラムをロードするには、プログラム名タブ[1]に移動して、[ENTER]を押します。

プログラムをどこからロードするかを尋ねるポップアップメニューが表示されます。ファイルの場所を選択し、そのパレットに対して実行するプログラムを選択して、[ENTER]を押します。

4

プログラム名とプログラムコメントがそれぞれのタブに表示されます[1]。これが適用される他のすべてのパレットのプログラムのロードを続行します。

[ALTER] [2] を押すと、名前が示すとおりにパレットの積載とプログラムのロードが実行されます。

[INSERT] [3]を押すと、シェルフWSのパレットのプログラムが実行されます。パレットのステータスは、積載されているパレット番号も示しているはずです。 

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特定のパレットを取得するには、パレット番号またはシェルフ[1]を選択します。パレットの番号がハイライトされるので、[2]と表示されている[F4]を押します。これにより、ハイライトされたパレットが積載ステーション (LS) に移動します[3]。 

注記：このプロセスがコマンドされたときに積載ステーションにパレットがある場合、積載ステーションのパレットは、ハイライトされたパレットを適位置に移動するために、パレットプールの空のシェルフに積載されます。 

Pallet Wash-Down Sequence

特殊コードM50P0を使用して、次のパレットを積載せずにパレットを抽出し、洗浄プログラムを実行して、パレットモード中に次のパレットを積載する前に受信機を洗浄します。

詳細については、M50 Mコードのヘルプテキストを参照してください。